モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

サンクトペテルブルクへ (5)

― 芸術家が眠るチーフヴィン墓地 ―

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アレクサンドル・ネフスキー修道院

 

サンクトペテルブルクのメインストリート、ネフスキー大通りの南東側の起点に位置するアレクサンドル・ネフスキー修道院。その敷地の一角にあるチーフヴィン墓地を訪ねてみました。ここには、19世紀~20世紀にかけて活躍したロシアの芸術家たちが埋葬されています。

アレクサンドル・ネフスキー修道院へは、地下鉄③および④号線のアレクサンドル・ネフスキー広場駅から徒歩3分ほどで行くことができます。

 

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アレクサンドル・ネフスキー修道院入口
地下鉄駅を出るとすぐ、ほぼ正面に見えてきます。

 

 

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チーフヴィン墓地入口

 

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墓地入口の受付で入場料(200ルーブル)を払い、いただいたパンフレットを見ながら右側の小路を進むと、ロシアの文豪ドストエフスキー(1821~1881年)のお墓がありました。

 

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ドストエフスキーのお墓

 

この墓地には、ロシアの文豪や画家などの他、ロシアの主要な音楽家、作曲家が数多く埋葬されています。順路に沿って主な音楽家のお墓を見ていきましょう。

 

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グリンカ兄妹のお墓

 

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ミハイル・グリンカ(1804~1857年)のお墓

 

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ロシア5人組の1人 ミリイ・バラキレフ(1836~1910年)のお墓

 

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同じくロシア5人組の1人 モデスト・ムソルグスキー(1839~1881年)のお墓

 

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ピョートル・チャイコフスキー(1840~1893年)のお墓

2体の天使に見守られ、ひときわ立派な墓石です。

 

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アントン・ルビンシテイン(1829~1894年)のお墓
サンクトペテルブルク音楽院の創設者。モスクワ音楽院を創設したニコライ・ルビンシテインのお兄さんです。

 

ロシアのお墓は日本のお墓とは趣が異なり、個々人の墓石にも芸術的な趣向が施されていて、あたかも緑豊かな公園を廻るような感覚で散策できます。ペテルブルクを訪ねる機会があったら、ロシアを代表する音楽家が眠るチーフヴィン墓地へも足を運んでみてください。