エルミタージュ美術館 へ
2020年1月12日は、エルミタージュ美術館を訪ねました。ここに来るのは2017年の2月以来、2回目になります。
冬場の朝は混雑することは少ないのですが、オフィシャルサイトから予め e-ticket を購入しておいたので、まずは e-ticket 専用入場口に向かいました。
宮殿広場を背にして右側にある e-ticket 専用入場門から入ると、左側に専用入場口があります。
ロシア留学中の長女は学生割引(無料チケット)の対象となるので、無料チケットを発行してもらうため正面玄関から入りました。ご覧のとおり1月なのに小雨模様、中庭には雪がまったくありませんでした!
クロークでコートを預けてから最初に向かったのは大使の階段。かつて帝政ロシアの時代、ロシアを訪れる外国の大使たちを迎えた正面玄関にあたる階段です。
深紅の絨毯や花崗岩の柱とともに、多くの鏡が豪華な雰囲気を醸し出しています。
エルミタージュ美術館は、収蔵されている美術品とともに、世界遺産に指定されている建物そのものも素晴らしく、見どころ満載です!
ピョートル大帝をたたえるために造られた小部屋です。
この部屋には、かつて宮殿で使われていた陶磁器や銀製の器が展示されていました。
この部屋には、クツーゾフ将軍をはじめ、1812年のナポレオン戦争に参加した将軍たちの肖像画が掲げられています。
大使の階段を上り、この部屋に通された各国大使は、この部屋で皇帝に拝謁したのだそうです。玉座背後の壁にはロマノフ王家の紋章「双頭の鷲」が描かれています。
この部屋は柱や壁と天井、扉にも金箔が施されていて、まさに豪華絢爛です!
ここは、皇后のための私室として造られた小部屋だそうです。
女帝エカテリーナ2世の愛人ポチョムキンが、エカテリーナ2世に贈るため英国の職人に発注して造らせたものだそうです。現在は、1日に1回だけ実演されているそうです。
ラファエロの手によるバチカンのフレスコ画が壁一面に描かれています。
深紅の壁面を背景に宗教色の濃い作品が展示されています。
この部屋には、オランダの巨匠 レンブラントの名画を集めて展示しています。
右側の絵画は有名な「放蕩息子の帰還」 聖書に題材を得たレンブラント晩年の代表作だそうです。
宮殿広場を挟んで向かい側に建つ旧参謀本部の建物とアーチと巨大なクリスマスツリー
この左側にエルミタージュ美術館別館が新設されています。
サンクトペテルブルクを訪れるなら、エルミタージュ美術館は必見です! 毎週月曜日が休館日なので注意してください。
エルミタージュ美術館の公式サイトは、コンテンツが充実していて e-ticket も購入できるので、是非見てみてください!(↓)
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