モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

サンクトペテルブルクへ (11)

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エルミタージュ美術館 大使の階段

エルミタージュ美術館

 2020年1月12日は、エルミタージュ美術館を訪ねました。ここに来るのは2017年の2月以来、2回目になります。

 

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エルミタージュ美術館 e-ticket 1日入場券

 

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エルミタージュ美術館 e-ticket 専用入場門

冬場の朝は混雑することは少ないのですが、オフィシャルサイトから予め e-ticket を購入しておいたので、まずは e-ticket 専用入場口に向かいました。

 

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エルミタージュ美術館 e-ticket 専用入場口

宮殿広場を背にして右側にある e-ticket 専用入場門から入ると、左側に専用入場口があります。

 

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エルミタージュ美術館 正面入場口

ロシア留学中の長女は学生割引(無料チケット)の対象となるので、無料チケットを発行してもらうため正面玄関から入りました。ご覧のとおり1月なのに小雨模様、中庭には雪がまったくありませんでした!

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エルミタージュ美術館 大使の階段

クロークでコートを預けてから最初に向かったのは大使の階段。かつて帝政ロシアの時代、ロシアを訪れる外国の大使たちを迎えた正面玄関にあたる階段です。


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エルミタージュ美術館 大使の階段

深紅の絨毯や花崗岩の柱とともに、多くの鏡が豪華な雰囲気を醸し出しています。

エルミタージュ美術館は、収蔵されている美術品とともに、世界遺産に指定されている建物そのものも素晴らしく、見どころ満載です!

 

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ピョートル大帝(小玉座)の間

ピョートル大帝をたたえるために造られた小部屋です。

 

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紋章の間

この部屋には、かつて宮殿で使われていた陶磁器や銀製の器が展示されていました。

 

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1812年 祖国戦争の画廊

この部屋には、クツーゾフ将軍をはじめ、1812年ナポレオン戦争に参加した将軍たちの肖像画が掲げられています。

 

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聖ゲオルギー(大玉座)の間

大使の階段を上り、この部屋に通された各国大使は、この部屋で皇帝に拝謁したのだそうです。玉座背後の壁にはロマノフ王家の紋章「双頭の鷲」が描かれています。

 

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黄金の客間

この部屋は柱や壁と天井、扉にも金箔が施されていて、まさに豪華絢爛です!

 

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ラズベリーの書斎

 

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ブドゥアール

ここは、皇后のための私室として造られた小部屋だそうです。

 

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「黄金のくじゃく」のからくり時計

女帝エカテリーナ2世の愛人ポチョムキンが、エカテリーナ2世に贈るため英国の職人に発注して造らせたものだそうです。現在は、1日に1回だけ実演されているそうです。

 

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皇帝ニコライ1世の書斎

 

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ラファエロの間

 

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ラファエロの絵画「聖家族」

 

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ラファエロの回廊

ラファエロの手によるバチカンフレスコ画が壁一面に描かれています。

 

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イタリア絵画の間

深紅の壁面を背景に宗教色の濃い作品が展示されています。

 

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オランダ絵画を集めた展示室

 

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レンブラントの間 

この部屋には、オランダの巨匠 レンブラントの名画を集めて展示しています。

 

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レンブラントの間

右側の絵画は有名な「放蕩息子の帰還」 聖書に題材を得たレンブラント晩年の代表作だそうです。

 

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参謀本部

宮殿広場を挟んで向かい側に建つ旧参謀本部の建物とアーチと巨大なクリスマスツリー

この左側にエルミタージュ美術館別館が新設されています。

 

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エルミタージュ美術館(外観)


サンクトペテルブルクを訪れるなら、エルミタージュ美術館は必見です! 毎週月曜日が休館日なので注意してください。

エルミタージュ美術館の公式サイトは、コンテンツが充実していて e-ticket も購入できるので、是非見てみてください!(↓)

www.hermitagemuseum.org

 

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