モスクワ(国立)大学
(地下鉄の最寄り駅:①号線のウニヴェルシチェート)
モスクワ大学 校舎遠景
ロシア最難関のモスクワ大学は、ロシアにおける東京大学的な存在です。
Московский Государственный Университет (モスクワ国立大学)の頭文字 МГУ(エム・ゲー・ウー)の愛称で呼ばれています。
スターリン・クラシック様式の代表的な建築物
写真の建物は、高さ236m、幅450mで、モスクワ市内に7つあるスターリン・ゴシック様式の建物の中でも最大の規模を誇る建物です。中央部の32階建ての建物は大学管理棟、両ウイングの17階建ての部分は学生寮として使用されているそうです。
- 日本センタ ー
日本センターは、外務省の「日本センター事業」の一環として日本政府の負担により建設され、2001年1月にロシア側に寄贈された建物です。
開設以来、日本センターでは、将来のロシア経済を担い、日露経済関係の分野で活躍する人材を発掘し育成するため、経営関連講座や日本語講座等様々な技術支援が行われているのだそうです。
外務省HPによると、日本センターは、モスクワ(2001年)の他、ハバロフスク(1994年)、ウラジオストック(1996年)、サンクトペテルブルグ(2001年)など、ロシア国内6都市に開設され、平成27年末までに約64,000名が各種講習を受講し、約4,500名が訪日研修に参加しているとのことです。
これらの写真は、2015年5月に撮ったものですが、センターの周囲に八重のサクラが咲いていました。モスクワのサクラの開花時期は、札幌とほぼ同時期です。
この日はあいにくの小雨模様のお天気でしたが、キャンパスのグランドでは、学生達がサッカーに興じていました。
緑豊かな春のキャンパスでは、彩り鮮やかな花々の開花を楽しむことができます。
スターリン・ゴシック様式の建物に関する「ロシアNow」の解説記事はこちら(↓)
http://jp.rbth.com/articles/2011/10/24/13476