⑥ 食料品店エリセーエフスキー
(地下鉄の最寄り駅:②号線 トヴェルスカヤ、⑦号線 プーシキンスカヤ、⑨号線 チェホフスカヤ)
エリセーエフスキー店内
正式な名称は、"НЛИСЕЕВСКИЙ МАГАЗИН" (エリセーエフ商店)です。モスクワのメインストリート トヴェルスカヤ通りに面して建つ高級食料品店です。
お店のウェブサイト(この稿の末尾)によると、元々は18世紀に建てられた建物とのことですが、1901年にサンクト・ペテルブルグの豪商エリセーエフが買取り、食料品店としてオープンさせたのが、現在のエリセーエフスキーの起源なのだそうです。早くからヨーロッパの国々との友好関係を築いていたエリセーエフが、コーヒー、紅茶、バター、チーズ、外国産のワインやフルーツなど、豊富な種類の食料品を輸入して販売してきたとか・・・・。
とにかく内装が凝っていて、帝政時代の宮殿を思わせる豪華な設えです。
宮殿を彷彿させる豪華な設えの店内
高価な食材が並んでいます。
店内にはハムやチーズなどの生鮮食料品、ジュースなどの飲料、チョコレートや菓子類などのおみやげ品の他、ワインなどの酒類も豊富に並んでいました。価格は街中のスーパーよりも高めですが、品質の良いものを厳選して扱っている印象です。
良質なハムなど加工品
ジュースなどの飲料コーナー
クリミアワイン、グルジアワインのコーナー
クリスマスのロシアらしい飾り付け
2体の人形は、ロシア版サンタクロースの”ジェド・マロース(霜爺さん)”とその孫娘の”スネグーラチカ(雪娘)”、クリスマスのロシアには外せないキャラクターです。
エリセーエフスキーは観る対象としてだけでなく、日本へのおみやげを買う場所としてもお薦めできます。
赤の広場から徒歩でも20分ほど、地下鉄なら②号線でチアトラーリナヤからトヴェルスカヤまで1駅です。
お店のサイト(英語版)はこちら(↓)
http://www.eliseevskiy.ru/e_home.htm
⑦ ヴェルニサージュ
(地下鉄の最寄り駅:③号線 パルチザンスカヤ)
パルチザンスカヤ駅を出ると、すぐ目の前に入口のアーチが見えます。
ヴェルニサージュは、おみやげ品やロシアの民芸品、雑貨などが売られている常設のフリー・マーケットです。
年中無休とのことですが、平日は開いているお店の数が極端に少なくなるので、行くなら土日が狙い目です。
地下鉄の駅を出てから、ここまで徒歩で5分ほどです。
ここは外国人観光客が目当てなので、英語でコミュニケーションできますが、こちらが日本人だとわかると、店によっては「安いよ!」「はい、買って!」ときます。(笑)
絵柄や種類も豊富にあるマトリョーシカ
マトリョーシカやインペリアル・イースターエッグ(皇帝の卵)などは種類も豊富、街の中心部やアルバート通りのおみやげ店の半値程度で売られているので、一見の価値ありです。串焼き(シャシリーク)などの屋台もあり、退屈しません。
串焼きの露天
インペリアル・イースターエッグ(皇帝の卵)
街中だととても高価ですが、ここなら比較的安く入手できます。逆に高く売りつけられないように気をつけて下さいね!(笑)
思わぬ掘り出し物が安く買えることもあるので、モスクワ滞在中に一度は足を運ぶ価値ありです!
ベルニサージュの関連サイトはこちら(↓)
Вернисаж в Измайлово | Кремль в Измайлово (日本語を含む多言語翻訳機能あり)
こちらのサイトをみるとフリーマーケットの雰囲気がよくわかりますが、オフィシャル・サイトではないかもしれません。