モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

モスクワの街歩き(7)

① モスクワのタクシー事情

 モスクワの街を巡るとき、メトロに加えてタクシーを使いこなせるようになると、とても便利だと思うのですが、タクシーの利用は旅行者にとってはかなりの難題です。  

 

※ 2017年9月18日追記 : 

モスクワやサンクトペテルブルクのタクシーの事情は、予約アプリの普及により、この2~3年で劇的に変わりました。タクシーや予約システムに関する最新の事情については、この稿の末尾のリンクから、関連記事「最近のタクシー事情(モスクワ / サンクトペテルブルク)」をご一読ください。

 - 空港からモスクワ市内への移動 -

 まず、空港で入国手続きを終えて到着フロアに出ると、「TAXI」と書いたプラカードを持った大勢のドライバーに出迎えられます。彼らのほとんどはいわゆる「白タク」ドライバーなのだそうです。 

ネット上のブログ旅行記などを検索すると、「タクシーにぼったくられた!」とか、「空港から中心部のホテルまで90EURも請求された。」といった内容の記事をよく見かけます。空港からホテルまでタクシーを使うときには、多少高くなったとしても旅行会社(できればロシア専門の旅行会社)などを通じて事前に予約しておく方が無難なようです。

ちなみに、2015年5月にドモジェドボ空港からクレムリンの前のホテルまで、東京のロシア専門の旅行会社「ユーラスツアーズ」から予約したときには、片道料金が2名の利用・手数料込で¥5700(この時のレートで約2500ルーブル)でした。 

 

- モスクワ市内の移動 -

次は市内の移動についてですが、モスクワ中心部の主要なホテルには、周辺にタクシーが待機している場所があるので、タクシーを見つけることは難しくないのですが、車に乗り込む前にドライバーに行き先(建物や通りの名称など)をロシア語で告げて、料金の交渉をしなければなりません。

また、いわゆる流しのタクシーはあまり多くありません。大きな通りに立って行灯のある車を見つけて手を上げると、運が良ければ停まってくれますが、タクシー乗り場でなければ容易につかまらないことが多いでしょう。逆に、想定外の行灯を掲げていない普通の車(白タク)が停まることもあります。「ちょっとお小遣い稼ぎにお客を運ぼう」という場合もあるようです。

これらの場合も、ドライバーと行き先や料金の交渉が成立してから乗車することになります。

とりわけ料金については、およその相場観がなければ、交渉はスムーズには進まないでしょうから、一見さんの旅行者にとって、タクシー利用は相当高いハードルと言えそうです。ぼったくりを避けるためにも、相場観は重要と言えそうです!

 

- タクシー料金の目安 -

 それでは、料金の目安を確かめておきましょう。旅行記ブログなどには、よく経験談が紹介されていますが、ケースによる差が大きいので、あくまでも参考程度と考えておく方がよさそうです。

ここではロシアのタクシー予約サイト ”TAXI@SMS” をみてみましょう。(↓)

◆  http://www.taxi-sms.ru/ (ロシア語)

 

このサイトでは、街中の料金は次のような時間制になっています。

<普通車>

○ 日中(9:00~20:59):乗車時の基本料金が49ルーブル、以後1分ごとに13ルーブル

● 夜間(21:00~8:59):乗車時の基本料金が99ルーブル、以後1分ごとに13ルーブル

ビジネスクラス

○ 日中(9:00~20:59):最初の25分間が550ルーブル、以後1分ごとに17ルーブル

● 夜間(21:00~8:59):最初の25分間が600ルーブル、以後1分ごとに20ルーブル

 

一方、市内と空港の間の移動については、 

<普通車>

○ 空港までの送りが1300ルーブル、空港での出迎えが1500ルーブル

ビジネスクラス

○ 空港までの送りが2000ルーブル、空港での出迎えが2200ルーブル

 

※ 日本の大手旅行会社の中には、市内-空港の片道12000円(6500ルーブル)以上の料金を設定している場合があるので要注意です!

 

次に、ビジネスクラス専門のタクシー会社” ФАЭТОН ТАКСИ” (ファエトン・タクシー)の料金もみておきましょう。(↓)

http://www.faetontaxi.ru/main/

こちらは、時間帯や曜日にかかわらず24時間365日同一の運賃体系が適用されます。

○ 基本料金が500ルーブル(小環状道路内で30分または17kmまで)、

 以後、時速30km以上での走行時は、1kmごとに35ルーブル

    時速30km未満での走行時は、1分ごとに17ルーブル 

 となっています。時間内でも、小環状道路の外に出ると課金がスタートする仕組みのようです。

少々高めの料金設定ですが、車両は新型のセダンで、走行中の車内ではfree Wi-Fi が使用できます。(↓)

 

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ファエトン社のタクシー(ビジネスクラス

 

モスクワ音楽院から学生寮までの料金

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音楽院から寮までは、およそ4km(徒歩なら約40分)の道のりです。

 

メーターを使わない(交渉(制)による)場合、音楽院の学生は通常300~400ルーブルでタクシーを利用しているそうです。私も音楽院と寮の間を往復利用したことがありますが、往復とも500ルーブルでした。

どうやら外国人相手の場合、モスクワ市内の小環状道路内の移動は、500ルーブルが料金の目安になっているようです。(2015年秋・冬)

ビジネスクラスのファエトンタクシーにも1度乗車してみました。

ドライバーに、「モスクワ音楽院から寮(マラヤ・グルジンスカヤ22/24)まで500ルーブルでどうか?」と交渉したところ、「無理だ!」と断られました。上述のとおり、ファエトン・タクシーはメーター制です。試しに乗ってみたところ、メーターでちょうど700ルーブルでした。料金は少し高くなりますが、ドライバーの対応は紳士的で、乗り心地も良好でした。ただし、ファエトン社の料金システムでは、渋滞にあったときは高額になりそうです。

 

- 音楽院の学生専門の白タクのおじさん -

留学中の長女によると、寮と音楽院の間を行き来する学生を相手に、格安料金(250ルーブル)で営業している「白タクのおじさん」がいるとのこと。ちょうどモスクワ滞在中、このおじさんの白タクに一度遭遇したので利用してみました。ダークブラウンの古い小型のセダンでしたが、おじさんの運転も丁寧で何の問題もありませんでした。真冬の厳寒の朝、寮から音楽院まで250ルーブルなら、寮生活の学生達にとって優しい料金設定といえそうです。寮生にはとても有名な白タクのおじさんでした。(笑)

  

※ 2016年9月12日追記 : 

モスクワの長女によると、スマホを使って、今いる場所、若しくは指定した場所からタクシーを予約できるとても便利なアプリが登場したとのこと! 

スマホの画面から行きたい場所を入力すると料金が表示され、「予約」をクリックすると間もなくタクシーが迎えに来てくれるシステム(迎えの時間指定も可能)なのだそうです。

このアプリを使えば、小環状道路内の移動なら、300ルーブル程度でよいようです。

ちなみに、長女がこのアプリで寮からドモジェドボ空港までタクシーを予約(2016年7月)したところ、料金はなんと1000ルーブルだったそうです。激安ですが、運転手さんには申し訳ないですね!

 

※ 2017年9月18日追記 : 

モスクワやサンクトペテルブルクなど、都市部を中心に急速に普及しているタクシー予約アプリの詳細についてはこちらから(↓)

 

 

 

チャイコフスキー国際コンクール

ー 4年に1度の芸術文化の国家的イベント - 

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出場者の国の国旗が翻る校舎前庭

 

モスクワ音楽院の大ホールは、4年に1度開催される若手音楽家の登竜門、チャイコフスキー国際コンクールのメイン会場となります。折しも昨年(2015年)、第15回目となる同コンクールがモスクワとサンクト・ペテルブルグで開催されました。期間中、モスクワ音楽院の前庭では、チャイコフスキーの銅像の両袖に出場者の国の国旗が翻り、華やかな雰囲気に包まれました。

 

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コンクール期間中の音楽院大ホール前

 

- コンクールの概要について -

チャイコフスキー国際コンクールのオフィシャルサイトには、次のように記されています。(オフィシャルサイト:英語版(↓))

http://tchaikovskycompetition.com/en/

 

50年以上も前に創設されたチャイコフスキー国際コンクールは、ロシアの音楽文化の貴重な財産であるとともに、世界の音楽界の一大イベントの一つでもあります。

チャイコフスキー国際コンクールは4年に1度開催されます。初回(1958年開催)は、ピアノとバイオリンの2部門の構成でした。第2回(1962年開催)以降、チェロ部門が加わり、第3回(1966年開催)からは声楽部門が導入されました。

1990年の第9回においては、本審査に先立ち、5番目の部門としてバイオリンメーカーのコンテストが催されました。

今年のコンクールはロシアの偉大な作曲家の生誕175周年に捧げられます。

チャイコフスキー国際コンクール第15回記念大会は、2015年6月15日から7月3日まで、モスクワとサンクト・ペテルブルグで開催されます。

 

- ピアノ部門の審査について -

ピアノ部門は、書類とビデオ(DVD)による予備審査を通過した候補者によるオーディション(モスクワで開催)において選ばれた30名が本審査第1ラウンドに出場します。

第1ラウンドのソロ演奏の審査を経て、12名が第2ラウンドに進みます。第2ラウンドではソロ演奏に加え、室内楽オーケストラとの演奏により審査が行われ、選ばれた6名がファイナル・ラウンドに進出します。

 

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本審査 第1ラウンド(オフィシャルサイト・medici.TV より)

 

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本審査 第2ラウンドより

 

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満員の客席(1800人収容) 

 

モスクワ音楽院の学生は、本審査第1ラウンドまではチケットがなくても学生証で入場できるそうですが、第2ラウンド以降はチケット完売の日が続き、よほど運がよくなければ学生証での入場は難しくなるそうです。

 

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審査結果発表 ファイナリスト6名(オフィシャルサイト より)

 

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ファイナリストたち(オフィシャルサイト より)

 

 

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ファイナル・ラウンド(オフィシャルサイト・medici.TV より) 

 

第1ラウンド~ファイナル・ラウンドまでの全ての演奏は、インターネットTV(medici.TV)を通じてリアルタイムで配信され、世界中で1000万人を超えるクラシック音楽ファンが視聴したのだそうです。現在もオフィシャルサイト(medici.TV)から全ての演奏を高画質・高音質で試聴できます。

 

ピアノ部門 1st.round ~ Final の模様(↓)

http://tch15.medici.tv/en/performances/piano

 

- 審査結果の発表と表彰式 -

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審査結果の発表を待つファイナリストたち(オフィシャルサイト より)

 

厳正な審査の結果、ピアノ部門では、ロシアのドミトリー・マスレエフさんが第1位の栄冠に輝きました。

以下、ファイナル・ラウンドの最終結果です。

1位:ドミトリー・マスレエフさん(ロシア)

2位:ルカス・ゲニュシャスさん(ロシア/リトアニア

    ジョージ・リーさん(アメリカ)

3位:ダニイル・ハリトノフさん(ロシア)

    セルゲイ・レチキンさん(ロシア)

4位:リュカ・デバルグさん(フランス)

 

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第15回 チャイコフスキー国際コンクール表彰式(オフィシャルサイトより) 

 

- ガラコンサート -

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開場前から大勢の来場者で賑わうメイン会場 モスクワ音楽院大ホール前(ESC フェイスブック・ページ より)

 

コンクール最終日に開催された各部門入賞者によるガラ・コンサートにはプーチン大統領が出席され、入賞者たちに最後まで惜しみない拍手を送られていたそうです。

 

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開演に先立ち、ステージで挨拶するプーチン大統領(medici.TV より)

モスクワの街歩き(6)

⑧ ロシアのお墓 

- ノヴォデヴィチ墓地 -

(地下鉄の最寄り駅:①号線 スポルチーヴナヤ)

 

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ノヴォデヴィチ墓地

墓地はノヴォデヴィチ修道院の南側になります。

 

墓地は管理が行き届いており、個性的にデザインされた墓石にきれいな花束が手向けられている景色をみると、まるで公園を散策しているような感覚になります。

 

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鮮やかな花々で飾られた墓石

 

ここの墓地にはロシアの政治家、軍人、作家、芸術家など著名人が数多く埋葬されています。政治家ではエリツィン初代大統領、音楽家ではスクリャービン(作曲家)、リヒテル(ピアニスト)、シャリヤピン(オペラ歌手)などのお墓があります。

 

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航空機メーカーの創始者 ツポレフのお墓

 

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作曲家 スクリャービンのお墓

 

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ピアニスト リヒテルのお墓

 

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オペラ歌手 シャリヤピンのお墓

1934年、来日したシャリャピン(歯が弱かったためやわらかい肉料理を希望した)のために、帝国ホテルのシェフ(当時)が考案したステーキメニュー「シャリヤピン・ステーキ」は、現在も帝国ホテル地下1Fのレストラン「ラ ブラスリー」の人気メニューになっています。(↓)

  ラ ブラスリー  レストラン  帝国ホテル 東京

 

 

モスクワの街歩き(5)

⑥ 食料品店エリセーエフスキー

(地下鉄の最寄り駅:②号線 トヴェルスカヤ、⑦号線 プーシキンスカヤ、⑨号線 チェホフスカヤ)

 

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エリセーエフスキー店内

 

正式な名称は、"НЛИСЕЕВСКИЙ МАГАЗИН" (エリセーエフ商店)です。モスクワのメインストリート トヴェルスカヤ通りに面して建つ高級食料品店です。

お店のウェブサイト(この稿の末尾)によると、元々は18世紀に建てられた建物とのことですが、1901年にサンクト・ペテルブルグの豪商エリセーエフが買取り、食料品店としてオープンさせたのが、現在のエリセーエフスキーの起源なのだそうです。早くからヨーロッパの国々との友好関係を築いていたエリセーエフが、コーヒー、紅茶、バター、チーズ、外国産のワインやフルーツなど、豊富な種類の食料品を輸入して販売してきたとか・・・・。

とにかく内装が凝っていて、帝政時代の宮殿を思わせる豪華な設えです。

 

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宮殿を彷彿させる豪華な設えの店内

 

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高価な食材が並んでいます。

 

店内にはハムやチーズなどの生鮮食料品、ジュースなどの飲料、チョコレートや菓子類などのおみやげ品の他、ワインなどの酒類も豊富に並んでいました。価格は街中のスーパーよりも高めですが、品質の良いものを厳選して扱っている印象です。

 

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良質なハムなど加工品

 

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ジュースなどの飲料コーナー

 

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クリミアワイン、グルジアワインのコーナー

 

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クリスマスのロシアらしい飾り付け

2体の人形は、ロシア版サンタクロースの”ジェド・マロース(霜爺さん)”とその孫娘の”スネグーラチカ(雪娘)”、クリスマスのロシアには外せないキャラクターです。

 

エリセーエフスキーは観る対象としてだけでなく、日本へのおみやげを買う場所としてもお薦めできます。

赤の広場から徒歩でも20分ほど、地下鉄なら②号線でチアトラーリナヤからトヴェルスカヤまで1駅です。

 

お店のサイト(英語版)はこちら(↓)

http://www.eliseevskiy.ru/e_home.htm

 

⑦ ヴェルニサージュ

(地下鉄の最寄り駅:③号線 パルチザンスカヤ)

 

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パルチザンスカヤ駅を出ると、すぐ目の前に入口のアーチが見えます。

 

ヴェルニサージュは、おみやげ品やロシアの民芸品、雑貨などが売られている常設のフリー・マーケットです。

年中無休とのことですが、平日は開いているお店の数が極端に少なくなるので、行くなら土日が狙い目です。

 

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地下鉄の駅を出てから、ここまで徒歩で5分ほどです。

 

ここは外国人観光客が目当てなので、英語でコミュニケーションできますが、こちらが日本人だとわかると、店によっては「安いよ!」「はい、買って!」ときます。(笑)

 

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絵柄や種類も豊富にあるマトリョーシカ

 

マトリョーシカやインペリアル・イースターエッグ(皇帝の卵)などは種類も豊富、街の中心部やアルバート通りのおみやげ店の半値程度で売られているので、一見の価値ありです。串焼き(シャシリーク)などの屋台もあり、退屈しません。

 

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串焼きの露天

 

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インペリアル・イースターエッグ(皇帝の卵)
街中だととても高価ですが、ここなら比較的安く入手できます。逆に高く売りつけられないように気をつけて下さいね!(笑)

 

思わぬ掘り出し物が安く買えることもあるので、モスクワ滞在中に一度は足を運ぶ価値ありです! 

ベルニサージュの関連サイトはこちら(↓)

Вернисаж в Измайлово | Кремль в Измайлово (日本語を含む多言語翻訳機能あり)

 

こちらのサイトをみるとフリーマーケットの雰囲気がよくわかりますが、オフィシャル・サイトではないかもしれません。

 

 

モスクワの街歩き(4)

⑤ 楽譜屋さん "НОТЫ"

(地下鉄の最寄り駅:⑦号線 プーシキンスカヤ)

 

モスクワ音楽院の学生なら必ずお世話になる楽譜屋さんです。音楽院から徒歩で7~8分ほどのところ、トヴェルスコイ通り沿いにあります。

 

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通りから見える看板 "НОТЫ(ノートゥィ)" は「楽譜」の意味、複数形の名詞です。単数形は "НОТА(ノータ)" (単数形の場合、意味は「音符」)となります。

地球の歩き方」特派員報告によると、このお店、なんと1895年の創業で、2003年に今の場所に移転してきたそうです!

 

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お店は、建物の横の階段を2階に上がったところです。

 

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これは「開いている」という看板、英語の "OPEN" に当たります。 

「アトクルィタ」と読みます。この日は休日だったので、開いていてラッキーでした。

 

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店内の様子

たくさんの楽譜が並んでいます。中古の楽譜もありました。

 

小さな店舗ですが、クラシック音楽の楽譜の在庫の豊富さに驚かされます。一般にロシアで売られている楽譜の装丁はシンプルで、販売価格も日本で出版されているものよりもかなり安いようです。しかも中古の楽譜も売られているので、限られた予算内でいろいろ買いそろえることができそうです。

 

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ロシアでは、CDの他、MP3録音のディスクも売られています。特にMP3のディスクは、音質はCDよりやや劣りますが手頃な価格で売られています。

 

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楽器も売られていました。

 

この日は、頼まれていたラフマニノフの「チェロとピアノのためのヴォカリーズ」の楽譜を探しに来たのですが、曲名を書いた紙を示して、お店のスタッフに在庫があるか聞いたところ、写真の曲集を探し出してくれました。(↓)

 

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チェロとピアノのための曲集

グリンカ、ダブドフ、ラフマニノフとアレンスキーのチェロとピアノのための曲集(全6曲)が195ルーブル(2015年5月の為替レートで約¥470)だったのは驚きでした!

 

ロシア語だけですが、お店のサイトもあります。(↓)

Магазин НОТЫ

 

 

芸術に触れる(2)

 

② モスクワの美術館など 

- 国立トレチャコフ美術館(本館)-

(地下鉄の最寄り駅:⑥号線 トレチャコフスカヤ)

 

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国立トレチャコフ美術館(本館)

地下鉄⑥号線 トレチャコフスカヤ駅を出て徒歩で4分ほどのところにあります。大都会の中心部に位置する割にはとても静かなところです。 

 

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トレチャコフスカヤ駅の前に立つ案内板

この案内板が示す方向が誤っていたため、道に迷ってしまいました。モスクワでは案内板の方向誤表示が時々あるので要注意です。 

 

トレチャコフ美術館は、19世紀に活躍したモスクワの実業家パーヴェル・トレチャコフのプライベート・コレクションがルーツで、建物も当時のパーヴェル・トレチャコフの住居がベースになっているそうです。 

ここには、18世紀から20世紀の革命前までのロシア絵画とイコン画が数多く収蔵されています。収蔵品の解説書もたくさん販売されているのですが、あいにく日本語版は在庫がなくて入手できませんでした。

この美術館もストロボを使用しなければ作品の写真撮影はOKです。チケットは400ルーブルでした。(2014年12月)

 

※2018年5月追記:トレチャコフ美術館 Official Site

トレチャコフ美術館のOfficial Site が、2017年にリニューアルされていました。とても充実した内容なので、是非一度、閲覧してみてください。(↓)

Official Site(英語版)はこちら: https://www.tretyakovgallery.ru/en/

なお、入場チケットは500ルーブルに改定されていました。(2018年1月)

 

 

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館内 展示室の様子

 

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ロシアの著名な詩人 プーシキン肖像画

 

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1F イコン画の展示室

 

※2018年5月追記

Official Site では、主な収蔵品が精細な画像とともに紹介されています。作品は高画質でダウンロードできる他、訪問者のSNSにもシェアできるように設定されています。

ここでは、それらのコレクションの中から一部の画像を引用させていただきました。

 

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ムソルグスキー肖像画」 イリヤ・レーピン作(1881年

 

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リムスキー=コルサコフ肖像画」 ワレンチン・セロフ作(1887年)

 

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「見知らぬ女」 イワン・クラムスコイ作(1883年)



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「少女と桃」 ワレンチン・セロフ作(1887年)

 

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「秋の花束」 イリヤ・レーピン作(1892年)

 

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「予期せぬ帰還」の一作 イリヤ・レーピン作(1883~98年)

 

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「森を歩く」 イワン・シーシキン作(1869年)

 

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「松の森の朝」 イワン・シーシキン作(1889年) 

 

これらの作品の画像は Official Site からダウンロードできます。是非、閲覧してみてください。(↓)

www.tretyakovgallery.ru

 

- 国立トレチャコフ美術館(新館)-

(地下鉄の最寄り駅:①・⑤号線 パルク・クルトゥールイ)

 

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パルク・クルトゥールイ(文化公園)駅舎

 

新館の方は、パルク・クルトゥールイ駅から徒歩で15分ほど、モスクワ川に架かるクリムスキー橋を渡った対岸にあります。

 

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モスクワ川に架かるクリムスキー橋から見た国立トレチャコフ美術館(新館)

 

新館の展示は、20世紀の革命以降の絵画と写実的な現代アートが中心です。気鋭の画家たちが作品を展示販売しているコーナーもありました。

常設展示は写真撮影OKなのですが、企画展の方は不可でした。チケットは本館と同じく400ルーブルでした。(2014年12月)

 

 

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画家による絵画や小物の展示販売コーナー

 

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現代アートの作品が数多く展示されていました。

 

 

ちょうどこのとき、ロシア移動派の画家ワレンチン・セロフの企画展が開かれていました。移動派とは、リアリズム美術の画家のグループで、このグループがロシア各地で開催した巡廻美術展にちなんだ名称なのだそうです。

 

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移動派の画家 ワレンチン・セロフ展

 

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ワレンチン・セロフ展の会場

見学の来場者で賑わっていました。残念ながら企画展の作品は撮影不可でした。

 

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セロフの代表作「少女と桃」です。(企画展解説書より引用)

チケットのモチーフにも使われていました。

 

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夕刻の国立トレチャコフ美術館(新館) 正面

 

あくまでも限られたモスクワ滞在の間の感想ですが、モスクワ市民はとても芸術鑑賞好きに思えます。コンサートホールも劇場も美術館も、行くところはどこも盛況で閑古鳥が鳴いているところを見たことがありません。

音楽、バレエ、絵画などを勉強するなら、モスクワはとてもよい環境だと感じました。

芸術に触れる(1)

① クラシック音楽、バレエ・オペラなど

ボリショイ劇場(本館) -

(地下鉄の最寄り駅:②号線 チアトラーリナヤ)

 

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ボリショイ劇場 本館

 

モスクワにはたくさんのコンサートホールやオペラ・バレエ劇場がありますが、中でも一度は訪れてみたいのが世界的に有名なボリショイ劇場です。「ボリショイ ”Большой”」とは、ロシア語で「大きい」を意味する形容詞なので、 「ボリショイ劇場 ”Большой Театр”」を直訳すると「大劇場」の意味になります。

2011年秋に大規模改修を終えた本館は、およそ1700人の観客を収容でき、客席には赤を基調とする豪華な装飾が施されています。

 

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パルテール(平土間入口)

 

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2~3階 客席

 

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オーケストラ・ピットとボックス席

 

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平土間と 2~6階 客席

 

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ステージ(開演前のセット)

 

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この日の演目は「椿姫」、主演は来日経験もあるエフゲーニャ・オヴラスツォーワでした。

 

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ショパンの楽曲にバレエの振り付けが見事にマッチしていました。

 

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小雨にけむる夜のボリショイ劇場 本館 

 

ボリショイ劇場(新館) - 

ボリショイ劇場本館のお隣には、本館より小さく、およそ1000人収容のホールを有する新館があります。新館の方は深緑が基調のシックなデザインとなっています。

 

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新館パルテール(平土間) 開演前

 

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この日の演目は、ラ・シルフェード 

 

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素晴らしいステージでした! 

 

ボリショイ劇場のオフィシャルサイト(英語版)はこちら。(↓) 公演のスケジュールや空席状況、チケットの価格などを確認できます。

The Bolshoi Theatre Official Website

 

モスクワ音楽院大ホール -

(地下鉄の最寄り駅:①号線 アホートヌィ・リャト他)

およそ1800人を収容する大ホールは、4年ごとに開催されるチャイコフスキー国際コンクールのメイン会場としても使用されます。

 

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モスクワ音楽院大ホール 遠景

 

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大ホール正面 エントランス

 

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大ホール ステージ正面

 

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この日は、アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)とニコライ・ルガンスキー(ピアノ)のコンサートでした。(再掲)

 

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客席は最上階までほぼ満席でした。

 

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チャイコフスキー・コンクール開催時の大ホール (ピアノ部門 1次予選)

チャイコフスキーの肖像が掲げられます!

 

モスクワ音楽院には、この大ホール(ボリショイ・ザール ”Большой зал”)を含め、小ホール、ラフマニノフ・ホールなど大小4つのコンサートホールがあります。

各ホールでは、著名な演奏家のコンサートから学生によるクラスコンサートや大学院生のソロコンサートまで、毎日のように演奏会が開催されています。クラスコンサートなどは入場無料の場合も多く、モスクワ音楽院のサイトに掲載される公演スケジュール(↓)をみて、自分の好きな演奏家と曲目を聴きにたくさんのモスクワ市民が訪れています。

 

http://www.mosconsv.ru/ru/concert-date.aspx?sel_date=2016-2-17 (ロシア語版)

 

 チャイコフスキー記念 コンサートホール -

(地下鉄の最寄り駅:②号線 マヤコフスカヤ)

モスクワのメインストリート・トヴェルスカヤ通り沿いの広場に建つクラシック音楽のコンサートホールです。ホールの建物は、メトロ②号線のマヤコフスカヤの駅舎にもなっていて、大変便利なロケーションです。

 

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チャイコフスキー記念 コンサートホール 外観

ホールの左手がメトロのマヤコフスカヤ駅の出入口になっています。

 

中央前列のよい席が1000ルーブル程度で入手できるコンサートも時々あるそうなので、クラシック音楽の好きな方は要チェックです。

チケットは正面入口を入って両側にある窓口で購入できます。窓口のお姉さんとはロシア語での対応となりますが、コンピュータの画面を見ながら、自分の希望する席を選ぶことができます。

 

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ホール1F クローク

ここでコートと荷物を預けます。オペラグラスのレンタルもあります。

 

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ステージ 開演前

 

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ほぼ満席の客席

  

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この日は、ワレーリー・ゲルギエフ指揮のマリンスキー劇場オーケストラのコンサートでした。

 

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会場の拍手に応えるゲルギエフ氏 

 

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このホールでは、オーケストラの他にも、合唱や民族舞踊など毎日様々なコンサートが催されています。モスクワのコンサートホールは、ステージのライティングも鮮やかです!

 

チャイコフスキー記念 コンサートホール ウェブサイト(↓)

Концертный зал имени П. И. Чайковского :: Московская государственная академическая филармония (英語版)

 

- ダンチェンコ劇場 -

(地下鉄の最寄り駅:⑦号線 プーシキンスカヤ、②号線チアトラーリナヤ)

赤の広場から徒歩圏内、チャイコフスキーホールよりも都心に近い場所にあります。

正式名称は「スタニスラフとネミロビチ・ダンチェンコ記念 モスクワアカデミー音楽劇場」( Московский академический Музыкальный театр им. К.С. Станиславского и Вл.И. Немировича¬-Данченко ) というそうです。

 

http://www.stanmus.com/index.html

 

館内は青を基調にしたシンプルなデザインです。2Fには、幕間に軽食と飲み物をいただけるブッフェ・コーナーがあります。

 

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2F ブッフェ・コーナー 

 

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2F ブッフェ・コーナー 立ち席のみです。

 

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館内は青色を基調にシンプルなデザインになっています。

 

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緞帳も青色が基調です。

 

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この日の演目は、オペラ、セビリアの理髪師

ホールのインテリアとカラー・コーディネートされたチケットです。平土間・8列目で2000ルーブルでした。

 

 チケット代はボリショイ劇場と比べるとかなりお安く、チケットサイトでは、オペラが500 ~ 3000ルーブル、バレエが800 ~ 6000ルーブルとなっていますが、ホールのサイズが小さく客席とステージが近いので、後方の席でも十分に楽しめそうです。各演目毎のチケット代は(↓)

 http://www.stanmus.com/about/spectators/pricing/

 

クレムリン大会宮殿 -

 (地下鉄の最寄り駅:④号線 アレクサンドロフスキー・サット)

 

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トロイツカヤ塔の右に見えているのが大会宮殿です。

 

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クレムリンの中でこの建物だけが浮いている感じです!

 

国立クレムリン大会宮殿は、トロイツカヤ塔から城壁の中に入ってすぐ右手にあります。このホールはソビエト連邦時代は共産党大会に使われていた建物で、大ホールは6000人の観客を収容できるそうです。ただ、クレムリンの歴史的な建物の中にあって、この建物だけが浮いている感じは否めません。(笑)

 

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広すぎて、後方の席からはオペラグラスがないとステージがよく見えません。この日は、開演間際に係員が回ってきて、空いている席に自由に移動してよいと言われました!

 

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オーケストラピット

 

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この日の演目はモーツアルトの「魔笛」でした。バレエの魔笛は初めてみました。

 

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ボリショイ劇場などと比べると、チケットの価格もお手頃な設定です。

 

(芸術に触れる その2に続く・・・・)