最寄り駅 ⑥号線の "ВДНХ" 駅とロケットをアレンジしたモニュメント
宇宙飛行士記念博物館へ
(最寄駅:⑥号線 "ВДНХ" ヴェ・デー・エヌ・ハー駅)
2019年1月12日(土)の午前、モスクワの宇宙飛行士記念博物館を見学してきました。この博物館は、人類最初の有人宇宙飛行から20周年を記念して1981年4月10日にオープンしました。その後、オープンから25年を経た2006年に大規模なリノベーションを施すために一時閉鎖、2009年に規模を拡張して再開され、現在に至っています。
博物館へは、地下鉄を乗り継いで、最寄り駅 の⑥号線 "ВДНХ" 駅から徒歩3分ほどで行くことができます。この駅はよく、略して「ヴェデンハー」と呼ばれています。英語表記にすると”VDNKh”となります。
地下鉄⑥号線の電車内 新しい車輌には英語の電光掲示やドアの開閉を知らせる赤緑表示灯がありました。電車も日々進化しています!(笑)
"ВДНХ" 駅の中央コンコース 博物館を意識してか、宇宙ステーションの内部のようなデザインに見えなくもないような・・・・。
"ВДНХ"駅を出ると、円形の駅舎のすぐ後方に先端部に宇宙ロケットをあしらったモニュメントが見えます。
駅周辺の案内図 "ВДНХ" 駅を中心に、平和大通、博物館、コスモスホテル(パッケージ・ツアーなどでよく使われます。)との位置関係がわかります。
宇宙飛行士博物館 正面エントランス 後方にモニュメントが見えます。
博物館入館ゲート ゲートに向かって左側のクロークにコートと荷物を預けて入館します。
〇博物館は原則無休で、開館時間は、
月・火・水・金・日 : 午前10時~午後7時まで
木・土 : 午前10時~午後9時まで
〇入場料は、1人250ルーブルで、チケット販売は閉館時刻の30分前まで
〇展示スペースは、世界初の人工衛星から、最初の有人宇宙飛行、最初の 宇宙散歩、月探査プログラム、太陽系探査プログラム、そして国際宇宙研究プログラムへと続き、主にソビエト時代の宇宙科学がどのように発展してきたかを回顧する内容となっています。
展示コーナー 世界初の宇宙飛行を体験したユーリー・ガガーリンの像
実物大の人工衛星の模型展示
ソビエト時代に試作された世界初の液体燃料エンジンPD-270
博物館スタッフのお姉さんの解説に聞き入る子どもたち
有人宇宙ステーション「ミール」の模型 「ミール」は「平和」や「世界」の意味のロシア語です。ちなみに、プーチン大統領 のファーストネーム「ウラジーミール」は「平和を治める」といった意味になります。
ミールに積み込まれていた宇宙食の模型
宇宙ステーション「ミール」のトイレの模型
有人宇宙船が地球に帰還した際に、目標地点から離れてシベリアの雪原に降りた事態を想定したサバイバル展示
世界初の月面車「ルノホート1号」の模型
アメリカのアポロ宇宙船とソユーズ宇宙船のドッキングによる交流・協力の展示
米ロの関係は、本来このようにあってほしいものです!(笑)