モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

モスクワのホテルについて(1)

- モスクワ音楽院へのアクセスがよいホテルから -

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今回はモスクワのホテルの話題です。

ロシアの首都モスクワには、数多くのホテルがあります。宿泊料金は東京の場合と同様、ロシアの他の都市よりもかなりお高いのですが、現在はロシアの通貨ルーブル安を反映して、以前よりもリーズナブルに利用できるので、日本人にとってはモスクワを訪れるチャンスといえそうです。

時期にもよるので一概にはいえませんが、一般に、ビジネスの街モスクワではウィーク・デイ(月~木)が高く、週末(金~日)は安くなり、観光の街サンクトペテルブルグなどでは逆パターンとなります。

一年の中では、日本のゴールデン・ウイークにあたる 5月の第1週(ロシアでも大型連休になる)や 真冬の厳寒期(特に年末年始)は閑散期となり、5つ星クラスのホテルでもお安く泊まれることがあります。  

また、モスクワ市内で比較すると、街の中心(クレムリン)に近いほど高く、地下鉄の⑤号(環状)線の外側までいくと、お手頃な料金で宿泊できるホテルの選択肢が広がるようです。

実際にホテルを選ぶ際には、ガイドブックや予約サイトなどをよくご参照いただくとして、ここでは、あくまでも個人的趣向ですが、私が実際に利用してみたホテルを中心に、いくつかご紹介します。

 

- アッサンブリア ニキーツカヤ -

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モスクワ音楽院に最も近いホテルです。

■ Official site : http://assambleya-hotels.ru/en (英語)

 

2007年開業、3階建て全29室のプチ・ホテルです。地下鉄の最寄り駅は、①号線のアホートヌィ・リャトまたはビブリアチエカ・イーミニ・レーニナ(レーニン図書館)になります。それぞれの駅から徒歩で10分ほどの距離にあり、クレムリン赤の広場からも徒歩圏内(約12~3分ほど)です。

このホテルはモスクワ音楽院から目と鼻の先の位置にあり、玄関を出て右手に2分も歩けば、モスクワ音楽院正面のチャイコフスキー銅像にたどり着いてしまいます。(約140m)

 残念ながら、私自身は泊まったことはないのですが、友人の口コミによれば、客室は広く清潔で、ゆったり快適に過ごせるホテルとのことでした。

予約サイトによると、閑散期なら、1泊(1部屋・食事無し)¥10,000 ほどで宿泊できることもあるようです。

 

- ナショナル ホテル -

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クレムリン赤の広場の目の前にあるホテルです。

 ■ Official site : http://www.national.ru/ (英語)

 

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1903年開業、2009年に全館改装を終えた7階建て全202室の伝統と格式あるホテルです。

 

 

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左手前の建物がナショナルホテル、「M」のボードは地下鉄①号線のアホートヌィ・リャトへ通じる地下道の入口

 

地下鉄①号線のアホートヌィ・リャトの出口を出てすぐ目の前、モスクワのメインストリート、トベルスカヤ通りの起点に位置する抜群の立地条件です。モスクワ音楽院までは、徒歩で10分ほどの距離にあります。

 

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朝食会場のレストラン(2F)からみる景色

 

レストランの窓からクレムリンの城壁や国立歴史博物館、赤の広場への通用門 ヴァスクレセンスキー門などを間近に眺めながらの朝食は、メニューも豊富で、美味しく優雅に楽しむことができます。

 

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ホテルの朝食ブッフェ

 

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こちらは、朝食レストランがオープンする前に出発するため、早朝6時にオーダーしたルームサービスの朝食

暖かなパンとハム・エッグが美味でした。

ルームサービスの朝食は、スタッフがテーブルごと部屋まで運んできてくれました。前夜の内に好みのメニューを選択して、オーダー・シートをドアノブに掛けておけば注文できます。

 

ホテルの建物自体はかなり古いのですが、内装は完全にリノベーションされています。部屋の窓はペアガラスとトリプルガラスの2重構造になっていて、年末の厳寒期でも暖かくすごせました。

料金は、普段は高いのですが、2014年の暮れ(週末)に利用したときには、1泊(1部屋)朝食付きで ¥17,000 ほどで泊まることができました。

このホテルは、過去にフランスのシラク元大統領やアメリカのオバマ大統領など、外国の要人も多数宿泊されているのだそうです。

私的には、リピートしたいお薦めのホテルです!

 

- アララット パーク ハイアット -

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ボリショイ劇場から最寄りのホテルです。

 ■ Official site : https://moscow.park.hyatt.com/en/hotel/home.html (英語)

 

「アララット」は、アルメニアにある山の名称です。 

地下鉄の最寄り駅は、①号線のルビャーンカもしくは②号線のチアトラーリナヤになります。ボリショイ劇場、ツム百貨店に隣接し、クレムリンにも徒歩で行くことができる抜群の立地条件です。外観はやや古いのですが、館内はハイアットらしい大きな吹き抜けがモダンなデザインです。

 

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ロビーに飾られた大きなクリスマスツリー 

 

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最上階に達する中央部の吹き抜けとエレベーター

 

客室は2012年にリノベーションされており、照明・空調の調節、カーテンの開閉などは、全てベッドサイドのコントロールパネルで操作できました。浴室は、バスタブとは別に、独立したシャワー・ルームがついていました。

フロントやレストラン、他のスタッフも皆、英語が上手で、明るくフレンドリーに対応してくれます。

 

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最上階のテラス・レストランです。

右側のボトル「KILIKIA」は、アルメニアのビールです。軽く爽やかで飲みやすいビールでした。

 

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最上階のテラスレストランは、真冬でもバルコニーテラスに出て、クレムリン周辺の美しい夜景を見ることができます。 

 

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朝食会場のレストラン(2F)

メニューも充実しており、お好みで暖かい料理(オムレツなど)を追加オーダーすることもできます。

 

この他、1Fには、アルメニア料理と日本食のレストランもありました。

予約サイトで調べると、普段はとても高いのですが、2015年の暮れに利用した際には、1泊(1部屋)朝食付きでおよそ ¥32,000 のところ、2泊分の料金で3泊できるキャンペーンを利用して宿泊できました。

とにかくスタッフが皆フレンドリーで、困っていることがないか、よく声をかけられます。

ロシア語がわからなくても、英語だけでまったく不自由しないホテルです!

 

- アエロスター

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リーズナブルな料金の4つ星ホテルです。

■ Official site : http://en.aerostar.ru/ (英語)

 

1991年開業、2008年にリノベーションされた9階建て全307室の大型ホテルです。ペトロフスキー公園の正面(広い道路を挟んで反対側)に位置し、地下鉄の最寄り駅 ②号線のディナモから、徒歩で6~7分の立地です。

 

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団体客も多く、夕方のロビーはかなり賑やかですが、メトロ⑤号(環状)線の外側に位置するため、料金もお手頃、カジュアルで利用しやすいホテルです。

 

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朝食会場のレストラン

 

朝食は、団体客で混み合う前(オープン直後)に行くのがポイントです。

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朝食のメニューはシンプルですが、十分美味しくいただけました。

 

ホテルの最寄り駅 地下鉄②号線のディナモは、アエロエクスプレスが接続するベラルースカヤの隣の駅なので、シェレメチェボ空港からのアクセスは良好です。また、ディナモはドモジェドボ空港からのアエロエクスプレスが接続する②号線のパベレーツカヤからも6駅目にあり、ドモジェドボ空港からのアクセスも悪くありません。

料金的には、閑散期なら 1泊(1部屋)朝食付きで、¥10,000 以内で泊まれる場合もあるようです。

アエロフロート大韓航空など、シェレメチェボ空港を利用するなら、お薦めのホテルです!

 

モスクワのホテルについて(2)は、こちら(↓)

モスクワで食べるお寿司

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モスクワの寿司(店)事情

レストランやカフェの客足が鈍くなったら、日本食レストランの看板を掲げればよい。そうすれば、1、2年は店を続けられるよ・・・・こんなアネクドート(ロシアの小話)が語られるくらい、ロシアでは近年、日本食がブームになっています。ソビエト時代にも本格的な日本食レストランはあったのですが、値段が高すぎたため、利用客は一部の富裕層に限られていたのだそうです。

ソ連崩壊後、プーチン政権が誕生すると、国民の所得の伸びとともに、比較的リーズナブルな価格で食べられるロシア人経営の日本食レストランチェーンが現れるようになり、人々の健康志向の高まりとも相まって日本食人気に火がついたのだそうです。

確かにモスクワの街を歩くと、通りのあちらこちらに「Японский ресторан(イポンスキー・リスタラーン;日本のレストラン)」や 「Японская кухня(イポーンスカヤ・クッフニャ;日本料理)」などと書かれた看板を目にします。

日本食と言っても、寿司が中心なのですが、今やモスクワだけで寿司店が1,000店を超えるとも言われるまでになっているとか・・・・。ただし、中には看板を掲げただけで、他店の寿司を見てまねただけの料理を出す怪しげな店もあるようです。

ここでは、ネタや食材、米酢や醤油などを全て日本から直輸入しているような超高級店は除き、一般市民が友人同士や家族連れで週末に足を運ぶような寿司店のメニューを観てみることにします。

 

- いちばんぼし “ИЧИБАН БОШИ

 まずは、モスクワ音楽院の寮のすぐ近くにある「いちばんぼし」(再掲)です。ここは、日本人オーナーが経営する寿司店で、ネタの鮮度もシャリの質感も日本で食べる寿司とほとんど遜色ありません。価格は少々高めですが、学生向けに価格を抑えたメニューも用意されていて、モスクワ音楽院の学生や地元モスクワっ子の他にも、多くの外国人で賑わっています。メニューには、寿司の他に丼物や鍋料理、薩摩揚げなどもありました。巻き寿司は「寿司ロール(СУШИ РОЛЛ)」とも呼ばれていて、モスクワの他の寿司店と同様、ロシアならではの創作的な巻き寿司もいろいろあります。日本のビール(アサヒ・スーパードライ)や地酒もおいていました。

 

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「いちばんぼし / ИЧИБАН БОШИ」外観(再掲)

「Японский ресторан(イポンスキー・リスタラーン;日本のレストラン)」の文字も見えます。

 

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いちばんぼし店内(再掲) 店内は木の暖かみを活かした日本風のデザインです。

 

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アボガドの海苔巻きとお寿司盛りあわせ(再掲)

 

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うなぎの押し寿司

 

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サーモンとイカのにぎり

 

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サーモンのにぎり(右)とイクラとサーモンの親子丼(左)

左の親子丼は、メニューには掲載されていない「裏メニュー」とのこと。日本人の学生が頼むと、つくってくれるそうです。

 

ぎんのたき  “ГИН НО ТАКИ

ロシア人の経営によるチェーン店です。店の Web Site によると、モスクワの他、サンクトペテルブルグや他の地方都市にもいくつかの店舗を展開しています。

昨年(2015年)の暮れに、モスクワのメインストリート、トベルスカヤ通りにある「ぎんのたき」に入ってみました。年末のしかも遅い時間に入ったので店内は閑散としていましたが、日本にいるようなインテリアの清潔なレストランでした。モスクワ中心部のメインストリートに位置していますが、価格帯はそれほど高くなく、十分美味しくいただけました。

やはりメニューは巻き寿司が中心で、日本の寿司とはテイストがかなり異なりますが、食材の組み合わせも調味料も、ロシア流に工夫されていると思いました。寿司をベースにした創作料理というところでしょうか・・・・。

 

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トベルスカヤ通りに面した「ぎんのたき」外観(写真を撮るのを忘れたので、これは google earth からの引用です。)

 

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ぎんのたき店内(こちらは、お店のサイトからの引用です。)

 

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このとき食べたセットメニューです。(マグロのにぎりが転んでいます。(笑)) 見た目もお味もまずまずでした。

 

- 巻き寿司(СУШИ РОЛЛ)はロシア風にアレンジ -

 モスクワの寿司店では、特に巻き寿司は、ロシアでも手に入りやすい食材を用いてロシア風に美しくアレンジされています。

切った巻き寿司に衣をつけて揚げた「巻き寿司の天ぷら」は、ロシアでは定番のメニューになっているそうです。「日本の寿司」と同じものを求める方にはお薦めしませんが、これはこれで、ロシアの創作料理だと思えば、話題性もあって十分楽しむことができそうです。

 

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サーモンで巻いた巻き寿司にイクラ(ИКРА)がのっています。(左)

「イクラ」は、もともと魚の卵を意味するロシア語です。ЧЁРНАЯ ИКРА(黒いイクラ)はキャビアのことです。

右側の巻き寿司は、あぶりサーモンで巻いています。

 

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いろいろな創作メニュー

 

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クリームチーズ、アボガド、海苔、サーモン、マヨネーズ、筋子のコンビネーション

 

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巻き寿司の上にエビの天ぷらがのっています。

 

いずれもモスクワでも比較的手に入りやすい食材を用いて、きれいにアレンジされています。

 

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各種巻き寿司です。こちらは鰹節が使われていました。

 

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こちらは、日本でもおなじみの「舟盛り」です。

 

この他、最近ではモスクワ市内のデパートやスーパーでも、パック詰めの巻き寿司などがリーズナブルな価格で売られていて、買い物に訪れる市民が買い求めて行くのだそうです。(↓)

 

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日本でいう「デパ地下」で売られているパック詰めの巻き寿司。180ルーブル(約260円;2016年6月の為替レート)と、価格もお手頃です。

 

最後に、「ぎんのたき」のWeb Site から、メニューの一部をダウンロードしておきます。見た目にも美しくカラフルにアレンジされています。

 

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右側のページの "МАКИ ДЗУСИ" の文字は「まきずし」と読みます。

 

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右側のページの "САРАДА"の文字は「サラダ」と読みます。

 

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右側のページの "ДЗЭНСАИ"の文字は「ゼンサイ」と読みます。

 

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それにしても、日本食が、ロシア人にこれほどまで受け入れられているとは、モスクワに行ってみて初めて認識させられました。

  

この稿は、「ロシアの日本食ブーム」(中学校 社会科のしおり 2008年4月号 付録:浜野 剛氏)および、平成25年度経産省補助事業(『日本の料理と食の技(わざ)』ロシア市場進出プロジェクト)報告書の記述を参考にさせていただきました。

 

 

 

アイスクリームの祭典 / Праздник мороженое 2016

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「アイスクリームの祭典

 ソコルニキ公園にて 5月28-29日 11時スタート」のポスター

 

先週末(5月末)のことになりますが、モスクワの娘から、「アイスクリームの祭典」の様子が LINE で送られてきました。

ロシアの情報サイトRUSSIA-NOW.com によると、20年の伝統を有するこのお祭りは1997年に創設され、2006年以降はモスクワ市の行政府から市の公式行事として認定されているとか。

今日では、この「アイスクリームの祭典」はロシアの国民的行事として定着しており、2016年の春~夏には、ロシア全土の80都市で開催される予定とのことです。

 

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お祭りの主催者はロシアアイスクリーム組合、後援者として、モスクワ市行政府、モスクワ市下院議会、ロシア連邦農業省、ソコルニキ公園長などが名を連ねている他、アイスクリームメーカー最大手、日本でもサーティワンでお馴染みのバスキン・ロビンス社(компания «Баскин Роббинс»)をはじめとするアイスクリームメーカーや地元メディアなどがスポンサーとなっています。

 

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メイン・スポンサー「バスキン・ロビンス社」の旗

 

このお祭りが初めて開かれたのは1997年、ヨーロッパ最大の規模を誇るバスキン・ロビンス社の工場のオープンにあわせて開催されました。それ以降、同社は20年にわたってこの祭りの開催のために積極的な役割を果たしてきており、今日ではメインスポンサーとなっています。 

工場は、年間16,500トンのアイスクリームを生産する能力を有しています。ロシアで数年間の稼働の後、同社は国際展示会において繰り返し金メダルとディプロマを受賞し、2009年からはモスクワクレムリンの公式納入業者に指定されています。今日では、同社はロシア及びEU諸国で生産された製品を供給しています。

 

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「本物のアイスクリーム」「一度試せば、君はとりこに!」という看板です!

 

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左上はベリーのシャーベット、左下はマンゴーのシャーベット
どちらも、右側のコーンのせて1つ80ルーブル(約140円)

 

公園内のたくさんの屋台やカフェで、来場者たちはさまざまなアイスクリーム、150種類以上の味と出会うことがができるでしょうとの触れ込みでした!

 

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この日は、正午の気温が26℃、絶好のアイスクリーム日和に恵まれました!

 

それにしても、ロシア人は真冬の屋外でも食べるくらいの大のアイスクリーム好きとは聞いていましたが、こんなお祭りがあるんですね~!

 

 

 

モスクワの街歩き(8)

ー モスクワの春 ー

モスクワ音楽院に留学している娘から、LINE でモスクワの春の様子が送られてきました。 北国の春は、いろいろな花が一斉に開きます。新緑が眩しい5月のモスクワの街の雰囲気は、札幌の5月とよく似ています!


では、クレムリン周辺、ボリショイ劇場前の広場、アルバート通りなどを見ていきましょう!(↓) カメラは i-phone 5S です。

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日本文化への関心 / J-FEST 2016 in Moscow

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- FESTIVAL of JAPANESE CULTURE in MOSCOW -

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会場のモスクワ コスモスホテルに集まった若者たち

 

今年で7回目となる 日本文化フェスティバル J-FEST 2016 は、3月6、7日の2日間にわたりモスクワ コスモスホテルで開催されました。主催するのは J-FEST 実行委員会、代表はモスクワの日本大使館、イベントの企画と運営は博報堂ロシアが行っています。

ロシアの若者が日本の文化に直接触れることができるよう、会場には多数の体験ブースが設けられ、訪れた多くの若者たちが、折り紙や切り絵、習字、囲碁などを実際に体験しました。

また、大ホールではカラオケとコスプレのコンテストが行われ、集まったたくさんのコスプレイヤーたちが出来映えを競い合いました。

 

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来場者で埋め尽くされたコスプレイベント会場

 

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グランプリ受賞者には、日本への航空券が贈られました!

 

日本ではあまり知られていませんが、日本の漫画やアニメ、J-POPなどは、ロシアでも若者たちの関心を集めているのだそうです。モスクワやサンクトペテルブルグノボシビルスクなどの大都市では、日本のアニメを題材にした大規模なコスプレイベントが毎年行われ、たくさんの若者たちが参加しているのだそうです。

 

今年は、スペシャルゲストとして和太鼓のチームの「舞太鼓あすか組」が招かれ、集まった多くの若者の喝采を浴びたそうです。(↓)

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アンコールでは、ロシア国旗を振りながらコサックダンスを披露、会場から大喝采を浴びました。(ASKAの写真は、J-FEST 2016 オフィシャルサイトからの引用です。)

 

あくまでも個人的な感想ですが、日本人はロシアやロシア文化のことをそれほど詳しくは知らないのに比して、ロシア人は日本や日本文化についてよく知っている人が多いように感じます。

現在、ロシアを訪れる日本人観光客の数は、中国人観光客の十分の一にも及びません。日露関係を一層発展させるためには、日本側がロシアへの関心をもっと深め、交流を促進する必要がありそうです。

 

 

 

 

 

 

ヘルシンキ経由で行ってみる(2)

- モスクワからの帰路 - 

モスクワからの帰路、ヘルシンキで成田への乗り継ぎ便まで時間があったので、もう一度入国手続きを済ませて、フィンエア・シティバスでヘルシンキ中央駅まで出てみました。

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中央駅バスターミナルに到着したところ。この便は女性のドライバーでした。料金(6.3EUR)は乗車の際にドライバーに直接支払います。

 

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発車時刻まで待機中のバス 写真の右手がバス乗り場になっています。後ろの建物は、往路で宿泊したホリデイ・イン・ヘルシンキ・シティ・センター。ホテルのすぐ目の前がバス乗り場と中央駅なので、大変便利なロケーションです。

 

2016年に入って空港と中央駅とを結ぶ鉄道が全線開通し、市内へのアクセスはさらに便利になっているそうです。

ヘルシンキ 鉄道中央駅 -

バスを降りて、中央駅に入ってみました。ここから地下に潜って地下鉄に乗ることもできます。

 

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ヘルシンキ 鉄道中央駅 入口

 

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駅構内の様子

 

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駅構内の様子 

 

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ヘルシンキ中央駅ホーム ヘルシンキフィンランド各地とを結ぶ電車が発着しています。

ロシアのサンクト・ペテルブルグへは、高速列車「アレグロ」が一日4往復運行(片道約3時間半)しています。(↓)

 

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フロントの塗装がオレンジ色の電車が「アレグロ」です。

 

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車体に"ALLEGRO" の文字が見えます。いつか機会があったら、ヘルシンキからアレグロに乗ってサンクトペテルブルグに行ってみたいと思います!

 

- 地下鉄(メトロ)で周辺地区へ -

中央駅から、地下鉄を利用して、街の周辺地区まで出かけてみることにしました。

チケットは券売機で購入すると、シングルチケット(購入から1時間以内有効で地下鉄とトラムの乗り換え自由)が2.5 EURです。この他、トラム専用のシングルチケットや一日券などがあります。

 

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エスカレーターで地下深くに降りていきます。

 

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駅構内はTDSのセンターオブジアースの洞窟を彷彿させるデザインです。

 

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スタイリッシュな車両は、フィンランドの著名なデザイナー、アンティ・ヌルニスニエミ氏のデザインだそうです。

 

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さすが、デザインの国フィンランド、遊び心いっぱいのデザインに驚かされます。一見の価値ありです! 

- 市内を走るトラム - 

地下鉄の駅から地上に出ると、トラムに乗り継げるようになっています。

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ヘルシンキ中央駅の隣の カンピ(Kamppi) 駅 

 

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ここで、トラム(路面電車)に乗り換えができます。新型車両は乗り場と段差のない低床車両です。

 

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この低床車両はトラムの各路線で見かけました。(↑)

トラムを乗りこなせるようになると、ヘルシンキの街歩きは、きっと楽しくなりそうです!

 

ヘルシンキ経由で行ってみる(1)

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ヘルシンキ経由でモスクワへ  -

今回も、モスクワ音楽院留学とは直接関係の無い話題になります。

JALのモスクワ線は、4月から6月までは週4便(月・水・金・日)、7月から10月末までは、今年から一便増便されて週5便(月・水・金・土・日)で運行されます。一方、11月から3月までの冬期間は減便され、週3便での運行に戻ります。このため、冬期間にモスクワに行く場合、曜日の都合が合わない時は、毎日運行のアエロフロートを利用するか、経由便を探さなければなりません。 

 

※2017年3月5日追記:JALのモスクワ線が今年も増便

JALが公表している2017年の運行計画によると、3月26日から6月30日までの期間は、現在よりも2往復増便して、週5便(月・水・金・土・日)の運行に、7月1日から10月28日までの期間は、さらに2往復増便して毎日運行に、10月29日からは、週4便(月・水・金・日)の運行になるそうです。
2016年度(上記)よりも、モスクワとの往復がさらに便利になりますね!
詳しくは、下記をご参照ください。(↓)

 

※2018年4月22日追記:JALのモスクワ線が今年も増便

JALが公表している2017年の運行計画によると、3月25日から6月30日までの期間は、現在よりも2往復増便して、週5便(月・水・金・土・日)の運行に、7月1日から10月27日までの期間は、さらに2往復増便して毎日運行に、10月28日からは、週4便(月・水・金・日)の運行になるそうです。ほぼ昨年と同じ運航便数になりますね!詳しくは、下記をご参照ください。(↓)

 

日本からモスクワまでのルートは、仁川経由、北京経由、フランクフルト経由、ウィーン経由など、いくつもの候補がありますが、2016年4月現在の運行ダイヤでは、大韓航空の仁川経由が便利なようです。

一方、名古屋や大阪から出発するなら、フィンエアのヘルシンキ経由も比較的便利な選択肢となります。

日本からヘルシンキへは、JALが成田から毎日運行(札幌、中部、伊丹、福岡から同日接続可)している他、JALと同じワンワールド・アライアンスのフィンエアが成田の他、名古屋、関西からも直行便を毎日運行、さらに今年5月からは福岡からも週3便体制で運行をはじめるとのことです。フィンエアを利用する場合、名古屋、関西、福岡から直接ヘルシンキに飛んで、ヘルシンキでモスクワ行きへ乗り継げばよいのですが、乗り継ぎ便のダイヤが今一つよくないため、モスクワ到着が現地時間の深夜になってしまうのが難点です。

私も、2014年の暮れに一度だけこのルートを利用したことがあるのですが、そのときは、無理せずヘルシンキに一泊して、翌日モスクワに入ることにしました。

ここでは、そのとき(クリスマスの時期)のヘルシンキの空港や街の雰囲気などを少しだけ紹介したいと思います。

※2018年4月22日追記:

2018年4月現在、ヘルシンキでのロシアへの乗り継ぎダイヤは、以前より便利になっています。成田からのJL413便のヘルシンキ到着が14:50、モスクワ行きのAY713便のヘルシンキ出発が17:40、モスクワ(シェレメチェボ)到着が19:20 なので、乗り継ぎ時間のロスが大幅に改善されました。

 

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サンタの国フィンランドへの出発日12月25日の成田空港出発ゲートでは、JALのスタッフもサンタの装いです。

JALの運行ダイヤ -

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ヘルシンキへ向けて出発前のJL413便(B787-8)

 

往路の成田発ヘルシンキ行きJL413便は、11:30に成田を出発し、ヘルシンキ到着が15:00(日本時間の22:00(時差7時間))、およそ10時間半のフライト。

復路のヘルシンキ発成田行きJL414便は、17:15にヘルシンキを出発して、翌朝8:55成田着、およそ8時間40分のフライトです。

ヘルシンキ・バンター国際空港 -

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フィンエアのハブ、ヘルシンキのバンター国際空港は、ヨーロッパの主要空港の中でも日本から最も近い空港です。2つあるターミナルビルはどちらもコンパクトな設計なので、乗り継ぎの際に迷う心配はありません。国際線から国際線への「最短乗り継ぎ時間(MCT)」は35分とのことです。

ここからヨーロッパ各地に数多くの路線が接続しており、日本からヨーロッパへ向かう際には、最も便利な路線の一つと言えそうです。

 

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セキュリティ・ゲート入口

 

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フィンエア出発カウンター

 

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第2ターミナル 出発フロア

- 空港から市内へのアクセス -

空港から市内へは、フィンエア・シティバス(ヘルシンキ中央駅行き)が、通常20分間隔で運行されているのですが、この日はクリスマス特別ダイヤによる間引き運行だったため、中央駅までタクシーで移動することにしました。クリスマス休暇のため渋滞もなく、空港から中央駅まで30分弱で到着、料金は54ユーロ(2014年12月現在)でした。シティバスなら、運賃はヘルシンキ中央駅まで6.3ユーロなので、少々痛い出費となりました。ドライバーは、「フィンランドは、タクシーは高いからね~!」と笑っていました。

ちなみに、フィンエア・シティバスの運行時刻表はこちら(↓)

◇フィンエア・シティバス運行時刻表  

 

- クリスマスの街の様子 -

写真は、クリスマスの時期のヘルシンキの街の様子です。撮影した日は、2014年12月25日(到着日の深夜)、26日(早朝)です。 

 

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深夜のヘルシンキ中央駅ホーム

 

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深夜のヘルシンキ中央駅ホーム

 

到着した日の翌朝、厳寒(-20℃)中をホテルから出て、ヘルシンキ中央駅周辺の市街地を歩いてみました。(↓)

 

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ヘルシンキ 鉄道中央駅 入口

 

フィンランドでは、クリスマスの夜は家族水入らずで過ごす家庭が多いそうです。クリスマスの翌朝の街はとても静かな雰囲気でした。街を彩る美しい装飾は、モスクワの装飾よりもシットリとして落ち着いた印象です。

 

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ヘルシンキ中央駅前のバスターミナル(アテネウム美術館前)

 

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ヘルシンキ中央駅前のバスターミナル

  

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ヘルシンキ中心市

 

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ヘルシンキ中心市街(ストックマン百貨店前)

 

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ヘルシンキ中心市街(シティ・センターのアーケード)

 

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店内の装飾(12月26日早朝)

 

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店内の装飾(12月26日早朝)

 

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トラムが走るヘルシンキ中央駅前の通り

 

- ヘルシンキからモスクワへ -

午前10時頃にホテルをチェックアウトして、すぐ目の前にあるバス乗り場からフィンエア・シティバスでバンター国際空港に向かいました。

  

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バス乗り場で貨物室に乗客のスーツケースを搭載 後ろの建物は、ヘルシンキ中央駅の駅舎

 

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高速道路を一路バンター国際空港へ

空港までの運賃は6.3 EUR およそ30分で到着です。車内ではFree Wi-Fi が使えるので、旅行者にはとても便利です。

 

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第2ターミナル 国際線セキュリティ・ゲート入口

 

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国際線出発エリアのカフェ

 

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沖止めのアエロフロート機(Airbus A319 モスクワ行き)に搭乗

 

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ヘルシンキを離陸後、およそ1時間半でモスクワ(シェレメチェボ空港)に到着 ヘルシンキ-モスクワ間は羽田-福岡間とほぼ等距離です。 

 

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シェレメチェボ空港からは、アエロエクスプレスでモスクワ市内へ移動。メトロ(環状線)に接続するベラルーシ駅までノン・ストップ 約35分で到着です。

 

ヘルシンキ経由で行ってみる(2)へ続く・・・・