モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

戦勝記念日(5/9)軍事パレードのリハーサル

戦勝記念日 軍事パレードのリハーサル -

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日本の連休後半に合わせてモスクワに滞在していた5月6日の朝、ホテルの朝食レストランの窓越しに赤の広場の方を見ると、陸軍の戦闘車輌が並んでいます。

ホテルを出てトベルスカヤ通りまで行ってみると、往復10車線の通りの全面に、多数の戦闘車輌がクレムリンの方角に向かって整列していました。聞けば、この日は3日後に行われる戦勝記念日の軍事パレードのリハーサルが行われるとのことでした。

 

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赤の広場の方角へ向けてトベルスカヤ通りに並んだ多数の戦闘車輌

 

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モスクワ市庁舎前を超えて、多数の戦車が展開しています。

 

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リハーサルを見ようとトベルスカヤ通り沿いに集まったモスクワ市民や外国人観光客

 

これだけ多くの戦闘車輌を間近に見るのは初めての経験です。しかも写真撮影も可とのこと、情報統制が厳しかったソビエト時代とは隔世の感があります。

戦闘車輌の車列が轟音とともに走り去ると、今度は、オレンジ色の道路散水・清掃車部隊が現れて、キャタピラーで削られた道路をあったいう間にきれいにしていきました。

 

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道路清掃までもがビッグスケールでした!(笑)

モスクワの道路がいつもきれいな理由です!

 

戦勝記念日 軍事パレードの様子 -

ロシアでは、毎年5月9日をナチスドイツとの戦いに勝利した「戦勝記念日」と定め、クレムリン横の赤の広場において大規模な軍事パレードが開催されます。

ロシア連邦大統領府の公式サイトには、赤の広場で行われた軍事パレードの様子が、74枚の写真とともに詳細に紹介されています。

 

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モスクワ上空を飛行する戦闘機でロシア国旗を表現


ここでは、大統領府公式サイトから一部の写真を引用してパレードの様子を紹介しました。詳しくは下記リンクからサイトをご覧ください。(↓)

http://en.kremlin.ru/events/president/news/57436 (大統領府公式サイト;英語版)

 

公式サイトの記述によると、今年(2018年)のパレードには、33の行進ユニットに分かれて13,000人が参加、150種の戦闘車輌が赤の広場を通り抜けるのに合わせて、75機の航空機とヘリコプターがモスクワ上空を飛行したそうです。

複雑な政治的意図はともかくとして、芸術の国ロシアらしく、軍事パレードも鮮やかな色彩に彩られていました。同時に、芸術大国ロシアは軍事大国でもあることを再認識させられる機会でもありました。

モスクワの春 ア・カペラの祭典 2018

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ニコリスカヤ通りの起点に設置された特設歌唱ステージと桜の飾り

 

春の祭典 モスクワの街の様子から 

日本のGWに当たる 4/27~5/7(2018年)、モスクワでは「モスクワの春 ア・カペラの祭典 «МОСКОВСКАЯ ВЕСНА А CAPPELLA»」というイベントが開催されていました。このイベントはモスクワ市(商務部)と市議会が主催、期間中、モスクワの街のあちらこちらに特設歌唱ステージが設置され、ア・カペラ歌手(グループ)の国際コンテストが行われるなど、街中が音符とさくらの装飾で彩られました。

 

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移動コンテストに用いる特設歌唱ステージ

 

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モスクワ中心部の主な通りは、花と音符で飾られていました。

 

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トベルスカヤ通りに置かれた子ども特設ステージ

 

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トベルスカヤ通りの地下通路の階段が、ピアノの鍵盤になっていました。(笑)

 

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革命広場に設置された特設歌唱ステージ

 

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革命広場にオープンした雑貨の屋台には移動コンテストのパンフレットが

 

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肉の串焼き「シャシリーク」の屋台も音符で飾られていました。

 

ア・カペラ コンテストの模様

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この写真は「モスクワの春 ア・カペラの祭典」 Official Site より引用させていただきました。

 

ア・カペラ・ソングコンテストには、フランス、ドイツ、イタリア、中国、アメリカなど16の国とロシア国内40地域から1600人を超えるシンガーが参加、ソロ、歌唱グループ 小(2~4人)、歌唱グループ 中(5~8人)、歌唱グループ 大(9人~)の4つのカテゴリーに分かれて審査が行われ、各カテゴリーの上位3人(組)には、総額1600万ルーブルの賞金が授与されました。
ちなみに、ソリストの優勝賞金は100万ルーブル、グループの優勝賞金は180万ルーブルとのことです。

最終日(5/7)、トベルスカヤ通りのリッツカールトンホテルで行われた表彰式には、セルゲイ・ソビャーニンモスクワ市長も出席、入賞者の氏名(グループ名)と出身地域(国名)は、Official Site に公開されています。

(↓)
https://acappella.moscow/en/about

 

参加したグループ(5~8人編成)の紹介ページより

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No.141  "Status" Krasnoyarsk Russia

 

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No. 4  "Wow vocal band"  Guangzhou China

 

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No.28  "Six Appeal"  Minneapolis  USA 

 

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No.90  "Uatzamongat"  Vladikavkaz  Russia

このグループは視聴できます(↓)
   https://acappella.moscow/video/90.mp4

 

国が複雑な問題に直面する中で、国際観光都市モスクワの街の活気を高揚させるために、ソビャーニン市長を先頭に市の行政もいろいろ工夫しているようですね! 
イベントのOfficial Site (英語版)はこちら(↓)

acappella.moscow

 

 

 

 

ロシアの高速鉄道「サプサン/ САПСАН」

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モスクワのレニングラード駅に到着した高速列車サプサン757号

 

2018年1月7日(ロシア正教のクリスマスの日)、サンクトペテルブルクからモスクワまで、高速鉄道サプサンはやぶさの意)」を利用してみました。

 

サプサンは2009年12月に営業運転をスタート、その後2013年12月1日からは、リニューアルされたサプサンが運行を開始し、モスクワ~サンクトペテルブルク間を最速3時間30分で結んでいます。

ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイト(英語版)をみると、サプサンは次のように紹介されています。

猛禽類の中で最速の鳥「はやぶさ」を意味するロシア語「サプサン」は、最高時速250kmで走行する新しい列車にふさわしい呼称である。本物のドイツ品質で製造されたシーメンス社製の車輌は、ロシアの厳しい気候条件にも完全に適合している。』

 

ロシアの2都、モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶサプサンは、1編成10輌(長さ250m)で構成され、始発はサンクトペテルブルク発が5:30、モスクワ発が5:45、最終はどちらも21:00発、2018年1月現在、1日15往復運行しています。

 

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ロシアのクリスマスの日の朝 8:30のモスクワ駅(ペテルブルクの駅)構内

 

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出発時刻の掲示板 9:00発のモスクワ行きサプサン757号が先頭に表示されています。

 

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7番ホーム サンクトペテルブルク(モスクワ駅)9:00発 サプサン757号

 

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2号車(ビジネスクラス)の車内 シートは本革張り、1輌に4人掛けのテーブル席が4つあります。

 

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3号車(エコノミークラス)の車内 シートは布張りですが、座席のサイズはビジネスクラスと大差ありません。

 

1編成の乗車定員はファーストクラス1輌(26席)、ビジネスクラス1輌(52席)、エコノミークラス7輌(428席)のトータル506席の他、中央部の5号車はビストロ車輌、またファーストクラスの車輌にはカンファレンスルームが設けられています。

座席配置は、ビジネスクラスとエコノミークラスの座席は、通路をはさんで片側2席ずつの1列4席、新幹線のグリーン席とほぼ同じスケールです。一方、ファーストクラスは2席+1席の1列3席で、こちらは東北・北海道新幹線グランクラスに相当する配列となっています。(↓)

 

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1号車(ファーストクラス)の座席配置

 

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2号車(ビジネスクラス)の座席配置

 

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6号車(エコノミークラス)の座席配置

 

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5号車(ビストロ車輌)の配席図 

以上、ロシア鉄道会社(РЖД)オフィシャルサイトより

 

各クラスとも座席の向きが固定されているので、列車の進行方向に向いて座りたい場合は、座席表の上部に表示されている進行方向と座席の向きを確認しながら、好みの席を指定します。(↓)

 

運賃は、その時の残席数に応じて変動するシステムで、空いていれば、エコノミークラスが約2600ルーブル~、ビジネスクラスで約4500ルーブル~の設定となっています。

 

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ロシア鉄道会社(РЖД)オフィシャルサイトのチケット購入(座席指定)画面 空いている座席にマウスを合わせると吹き出しに運賃が表示されます。この画面(2号車ビジネスクラス)の席は、4493ルーブルと表示されています。

 

ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイト・チケット購入画面はこちら(↓)

https://pass.rzd.ru/main-pass/public/en

 

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代金支払い(クレジットカードで決済)完了後、メール添付で送られてきたe-ticket

このチケットを指定号車の乗降口で係員に提示して乗車します。

この日は比較的混んでいて、ビジネスクラスは7500ルーブルほどでした。少々高めですが、この時の為替レート(1ルーブル≒2円)で日本円に換算すると、ほぼ等距離の東京-岡山間の「のぞみ」の普通席運賃より1000円ほど安い設定です。

 

さらに、ビジネスクラスでは食事(↓)が出ます。

 

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サプサン757号では、発車後まもなくカートで朝食が運ばれてきました。朝食のメニューは3種類から選択できました。 

 

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飛行機の機内食のように暖かい料理は暖かく、サラダはつめたく冷やして出てきました。

どちらも美味しくいただけました!

 

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食後のコーヒー たのめばおかわりもできます。

 

 

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定刻(3時間58分)でモスクワのレニングラード駅に到着、快適な乗り心地でした。

 

サンクトペテルブルクのモスクワ駅(モスクワに向かう列車が出発する駅)も、モスクワのレニングラード駅(サンクトペテルブルク行きの列車が出発する駅)も、それぞれの街の中心部にあるので、空港までの移動時間を考慮すると、航空機利用よりもむしろ便利なくらいです。

現在はロシアの法律により、鉄道の最高速度は時速250kmに制限されているのですが、サプサンの性能上は、時速350kmで走行することも可能なのだそうです。このため、政府は運行状況をみながら、さらなるスピードアップを検討していると聞きました。

ちなみに、日本の東北・北海道新幹線も「はやぶさ」、偶然ですが、日ロの高速鉄道が同じネーミングを使用しているのも面白いですね!実は、車体に描かれているマークもよく似ています。(↓)

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以上、ロシアの高速鉄道サプサンは、モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ便利で正確な交通手段として機能していることを実感した次第です。

 

 

すべての記事へのリンクを表示したポータルサイトはこちら(↓) 

www.triprussia.info

 

 

 

 

サンクトペテルブルクへ(7)

マリインスキー劇場 / Мариинский театр 

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写真は、AIR FRANCE Offcial Site から引用させていただきました。

 

マリインスキー劇場は、エカテリーナ2世の命によりオペラ、バレエの専用劇場として1783年サンクトペテルブルクに建設された「ボリショイ帝室劇場」がその起源とされ、同劇場を拠点として、ロシアの劇場バレエが発展していきました。その後、何度か改修が施されますが、建設から1世紀を経た1886年に、老朽化したボリショイ帝室劇場は閉鎖され、その役割は1860年に完成したマリインスキー劇場に引き継がれることになります。マリインスキー劇場の名称は、当時のロシア皇帝アレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴナの名前に因んで命名(マリアの劇場の意)されたのだそうです。

今では誰もが知っている「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」をはじめ、バレエやオペラの名作が、19世紀後半に数多くこの劇場から世に出ています。

20世紀に入り、ロシア革命を経てソ連時代になると、マリインスキー劇場は「キーロフ劇場」と改称され、劇場バレエ団も1991年まで「キーロフ・バレエ」と呼ばれていました。

1968~70年にはキーロフ劇場の大規模改修が行われ、建物の左翼が増築されて現在の姿になりました。そして、ソ連崩壊の翌年1992年に、劇場の名称は再び元の歴史的名称「マリインスキー劇場」に戻され、バレエ団の名称も元の「マリインスキー・バレエ」に改められます。

その後、1996年には、ワレリー・ゲルギエフマリインスキー劇場の首席指揮者に選任され、さらに2006には、同劇場の芸術監督・総裁に就任し、現在もここを拠点として精力的に芸術活動を展開しています。

 

- バレエ「石の花/Каменный цветок」を鑑賞 -

今回の渡航では、1月6日夜のバレエの公演「石の花」を鑑賞しました。

プロコフィエフの音楽、ユーリー・グリゴロービチの振付による「石の花」は、マリインスキー・バレエの人気演目の一つです。

 

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オーケストラピット

 

 

 

「石の花」ハイライト(写真は 劇場 Official Site より引用)

 

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ダニーラとカテリーナ

 

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村役人セヴァリアン

 

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銅山の女王

 

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ダニーラと銅山の女王

 

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村の市場の場面

 

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ジプシーの踊り

 

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銅山の女王はカテリーナとダニーラの愛の深さを知ることに・・・

以上のハイライト写真の配役は、今回の公演の配役(↓)とは異なります。

 

この日の公演は、

<指揮>

アレクセイ・リプニコフ

<出演>

ダニーラ:ヴィタリー・アミリーシュコ(Coryphee)

カテリーナ:ナジェージュダ・バトーエワ(1st.Soloist)

村役人セヴァリアン:イーゴリ・コルフ(Principal)

銅山の女王:タチアナ・トカチェンコ(2nd.Soloist) 他のメンバーにより上演され、平土間最前列のほぼ中央の席からおよそ3時間にわたる熱演を堪能できました。

 

以下、今回のカーテンコールから

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向かって左から、

銅山の女王:タチアナ・トカチェンコ、ダニーラ:ヴィタリー・アミリーシュコ、

カテリーナ:ナジェージュダ・バトーエワ、村役人セヴァリアン:イーゴリ・コルフ

 

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カテリーナ:ナジェージュダ・バトーエワ と ダニーラ:ヴィタリー・アミリーシュコ

 

マリインスキー劇場 Official Site (英語版)はこちら(↓)

 https://www.mariinsky.ru/en/

 

 

 チケットの購入方法

 

チケットは劇場のオフィシャルサイト(英語版)(↓)からクレジットカード決済で購入できます。

https://www.mariinsky.ru/en/playbill/playbill

 

公演スケジュール(↓)から観たい演目を選択してチケット購入画面に進みます。

 

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空いている座席(黄色表示)にマウスをあわせると吹き出し表示が現れ、座席の番号と金額が提示されます。(↓)

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希望の座席を選択して支払いを完了すると、登録したメールアドレスにe-ticket(↓)が送られてきます。f:id:yurikazunopapa:20180125202944j:plain

このチケットの表示は、

2018年1月6日  19:00 6000ルーブル  予約番号 2301473

中央 平土間 第1列目 14番席 

石の花 / Каменный цветок

 

マリインスキー劇場の場合は、送られてきたe-ticket(↑)をプリントアウトして当日持参し、劇場入り口で係員に提示すれば、バーコード部分をセンサーで読み取り、そのまま入場できました。

ただし、劇場によっては、メール添付で送られてきたe-ticket をレセプションカウンターに提示して、正式なチケットを発券してもらうシステムを採用しているところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

バレエやオペラのチケットは、オプショナル・ツアーや旅行代理店を通して手配することもできますが、手数料が組み込まれるので、多くの場合、料金はかなり高額(ガイドや劇場往復の交通費込みで、チケット原価の2~3倍程度)に設定されています。ホテルと劇場との交通手段(地下鉄、バス、タクシー、徒歩など)を自身で確保できるなら、チケットはオフィシャルサイトから直接購入されることをお勧めします。

 

サンクトペテルブルクを訪れるなら、バレエ、オペラ、オーケストラなどの公演は、是非とも観ておきたいところです。

 

 

南回り(ドーハ経由)で行ってみる

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今回は、ロシアへの渡航経路の話題です。
2017~18年現在、東京とモスクワを結ぶ直行便は、JALが成田-ドモジェドボ間を4便/週(4~6月は5便/週、7~10月は7便/週に増便予定)、アエロフロートが成田-シェレメチェボ間を7便/週、運航しています。この他、第三国経由でモスクワへ行くなら、フィンエアでヘルシンキ経由、大韓航空で仁川経由など、いくつかの選択肢があります。

フィンエア利用の場合は、成田、中部(成田、中部発は新千歳から同日接続可能)、関西、福岡(福岡は3便/週)を午前中に出発してヘルシンキへ、17:40ヘルシンキ発AY713に接続して、19:20モスクワ(シェレメチェボ)到着となります。(2018年4月現在の運行ダイヤ) 

大韓航空利用の場合は、成田、新千歳、中部、関西、福岡から早朝に出発して仁川へ、13:35仁川発KE923に接続して、16:50モスクワ(シェレメチェボ)到着です。ただし、いずれの路線も季節ごとに、運航曜日についての確認が必要です。

各地からの仁川乗り継ぎについての詳細はこちら(↓)

https://www.koreanair.com/content/koreanair/global/ja/offers-promotion/promotions/connection_guide2017w.html

 

南回り(アラビア半島経由)の渡航経路  

一方、深夜に東京を出発するなら、カタール航空でドーハ経由、エミレーツ航空でドバイ経由など、南回り(アラビア半島経由)のルートが利用可能です。

今回のモスクワ渡航では、仕事の都合で札幌出発が夜にならざるを得なかったため、ワンワールド・アライアンスのJALカタール航空を乗り継いで、新千歳~羽田(JAL)、羽田~ドーハ(QR)、ドーハ~サンクトペテルブルクQR)のルート(カタール航空発券)を利用してみました。新千歳からペテルブルクまでの旅程の詳細は次のとおりです。(↓)

 

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 カタール航空は、2017年12月19日から、新たにドーハ~サンクトペテルブルク線(Airbus A320を毎日1往復運航)を開設しました。

 

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23:50羽田発ドーハ行きのQR813便は、最新鋭のAirbus A350-900型機、エコノミー席は3-3-3の配列ですが、前の座席との間隔は広めで、少しだけ余裕があります。エンジン音が静かで快適なフライトでした。

 

 

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この日は、羽田のD滑走路(RW05)から東向きに離陸

 

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飛行ルートは、羽田を離陸後、韓国、中国、キルギスタンウズベキスタントルクメニスタン、イランの上空を経てアラビア半島のドーハを目指します。

 

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羽田発の機内食は、和食も選択できました。1食目(離陸直後の夜食)のメインはカンパチの照り焼き温野菜添え、冷たいお蕎麦がついて、とても美味しいメニューでした!

 

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到着1時間半ほど前(到着地の時間で朝4時半頃)の2食目(朝食)のメインには、サーモンフレークを和えたおかゆを選択、胃にも優しく、美味しくいただけました。

 

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およそ12時間のフライトの後、ドーハのハマド国際空港へ到着。エコノミー席は後方のL4ドアにタラップを設置して降機。 

 

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空港ターミナルビル中央部のメインロビー、巨大なテディベアが撮影スポットになっています。

ドーハでペテルブルク行きのQR279へ乗り継ぎます。ドーハでの乗り継ぎ時間は85分、少々タイトでしたが、特に支障はありませんでした。

とても広い空港ですがシンプルな構造、案内表示もわかりやすく、乗り継ぎで迷う心配はなさそうです!

 

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ペテルブルク行きの機材は小型のAirbus A320型機でした。

 

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機内食のメインは、パンとクレーム・アングレーズソースのプディング、イチゴのコンポートが添えられて、こちらも大変美味でした。カタール航空機内食はGoodです!

 

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ドーハを離陸後、約6時間でサンクトペテルブルク・プルコボ空港に到着、20分ほど早着となりました。この便は、乗客の大半がロシア人でした!

 

羽田を出発してからおよそ20時間を経て13:30(20分早着)にペテルブルクに到着、長時間のフライトはそこそこ疲れますが、機内で適当に睡眠をとりながら時差をアジャストして、到着後直ちに行動を開始できました! (ドーハとモスクワ、ペテルブルクは時差がありません!)

なお、今回は23:50羽田発のQR813を利用しましたが、22:40分成田発のQR807で出発すれば、ドーハでモスクワ行きのQR233(12:00モスクワ・ドモジェドボ着)に接続することができます。こちらのパターンも、到着した日の時間を有効に使えそうです。

 

今回、ペテルブルクからモスクワへの移動には、ロシアの高速鉄道サプサンはやぶさ)号」を利用しました。サプサン号については、別稿で取り上げることにします。

 

 

サンタクロースのロシア・バージョン

今日は12月24日(クリスマス・イブ)、2017年も残すところあとわずかとなりました。

今回は、クリスマスにちなんで、サンタクロースのロシア・バージョンについての話題です。

 

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ジェド・マロース / Дед Мороз

Википедия(ウィキペディア・ロシア版)から引用させていただきました。

 

ロシアのサンタは «Дед Мороз (ジェド・マロース:直訳すると「極寒爺さん」または「霜爺さん」)» といいます。新年~クリスマスの時期(ロシア正教のクリスマスは1月7日です。)になると、孫娘の «Снегурочка (スネグーラチカ:直訳は「雪娘」» を伴い、トロイカ(3頭立ての馬そり)に乗って、子供たちのもとへプレゼントを配りにやってきます。

 

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新年のグリーティング・カードから 

" С Новым Годом ! " は新年を祝うあいさつ。これらのカードは、赤の広場に面して建つ「グム百貨店」の文具ショップで購入しました。

 

「新年、おめでとうございます!」をロシア語で正確に表すと、" Поздравляем с Новым Годом ! (パズドゥらブリャーイム・ス・ノーヴィム・ゴーダム)" となるのですが、普段はこれを簡略化して " С Новым Годом ! " が使われます。

 

ジェド・マロース」の起源は、古いスラブ民話に登場する「冷気をもたらす怖い老人」なのですが、ロシア革命の後、宗教信仰を抑圧したソビエト時代になると、キリスト教の宗教色を抜いた、子供たちへの新年のご褒美プレゼント・キャラクターとして再登場します。

ソビエト時代が終わり、宗教信仰に対する抑圧がなくなった今日では、「ジェド・マロース」と「スネグーラチカ」は、新年とクリスマスを祝うロシア版サンタクロースとその孫娘として、すっかり市民の暮らしに定着しています。

 

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ジェド・マロース / Дед Мороз と スネグーラチカ / Снегурочка

Википедия(ウィキペディア・ロシア版)から引用させていただきました。

 

新年が近づくと、モスクワのデパートなどでは、スネグーラチカの衣装を纏って接客する女性店員をよく見かけます。 

 

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グム百貨店の特設クリスマス・オーナメント売場(2015年12月28日撮影)

 

今年もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2018年、皆さまには、穏やかな新春を迎えられますようお祈りしています。

 

この稿は、Википедия(ウィキペディア・ロシア版)の記述(↓)を参考とさせていただきました。

Дед Мороз — Википедия

 

 

 

 

 

 

サンクトペテルブルクへ(6)

ロマノフ王家の離宮を探訪

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① ペテルゴフ「夏の宮殿」

  18世紀の初め、ロマノフ王家4代目の皇帝・ピョートル大帝が、フランスのベルサイユ宮殿を凌ぐ宮殿を目指して建てたとされるペテルゴフ「夏の宮殿」は、ペテルブルクから西へ約30kmのフィンランド湾を見下ろす高台に位置しています。

ペテルブルク市街からペテルゴフへは、ネヴァ川の南岸、エルミタージュ美術館の近くにある船着き場から高速艇に乗り、35分ほどで行くことができます。

 

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ネヴァ川を行き交う観光船

 

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高速艇の船内

ネヴァ川から外洋(フィンランド湾)に出ると波が高く、船はけっこう揺れました。

 

宮殿の正面には、左右7段と中央3段の階段状にレイアウトされた「大滝」と呼ばれる噴水と、その手前に「ライオンの口を引き裂くサムソン」像の噴水が配置されています。黄金のライオンの口から噴き上がる噴水は、高さ20m近くにまで達する水勢です。

 

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宮殿正面の噴水群「大滝」

 

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「ライオンの口を引き裂くサムソンの噴水」

ライオンの口を引き裂くサムソンの噴水には、3kmも離れた貯水池から導水管が引かれていて、その貯水池は標高が噴水よりも20m高い位置にあるため、これだけの高さまで水を噴き上げることができるのだそうです。

 

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「大滝」を流れ下った水は、中央に引かれた長さ600mの水路を経てフィンランド湾に注ぎます。

 

宮殿の周囲に広がる庭園内を散策すれば、それぞれに趣向を凝らした大小150もの噴水を楽しむことができます。電気のない時代に設えられたこれらの噴水は、中央の大宮殿を境に南北およそ18メートルに及ぶ敷地の高低差を利用して、水の力(水圧)だけで吹き上がるように設計されているのだそうです。

 

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「ピラミッドの噴水」

正方形に並べられた505本の管は中央に近づくほど細く高水圧となるように配置され、ピラミッド型の噴水を形づくっています。

 

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「太陽の噴水」 

太陽から降り注ぐ光線のように噴水塔の中心から放射状に水を噴き出しながら、塔全体が360度ゆっくり回転します。

 

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「お気に入りの噴水」

犬が水を吐きながらカモを追いかけて廻ります。犬とカモの動きは地中に埋め込まれた水車と歯車によるもので、すべて水の力だけで動作しています。

 

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「いたずらの噴水」

白色のベンチの前の石畳に足を踏み入れると、石畳から突然、噴水が吹き出して驚かされます。実はこのいたずらの噴水は、背後の緑色のベンチに腰掛けている男性が操作しているのでした。

 

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「いたずらの噴水」

こちらもいたずらの噴水。白いベンチの前を人が通ると茂みから水が降り注ぎます。油断しているとびしょ濡れになってしまいます!(笑)

来客を驚かせる「いたずらの噴水」もピョートル大帝自身のアイディアなのだそうです。

 

② エカテリーナ宮殿(再掲) 

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エカテリーナ宮殿 中央正面

 

エカテリーナ宮殿は、ペテルブルクから南に25kmほどのところに位置するツァールスコエ・セロー / Царское Село (「皇帝の村」の意) でもっとも人気の観光スポットになっています。

最初の宮殿は1724年、ピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建てられました。エカテリーナ1世は、夫であるピョートルの死後、2年間にわたり女帝としてロシア帝国を統治しています。宮殿の呼称は彼女の名にちなんで命名されました。

その後、幾度かにわたり大規模な改築が施され、エカテリーナ2世の時代になって、青い塗装が鮮やかなロシア・バロック様式の現在の姿になったのだそうです。

 

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ペテルブルク市街から宮殿の入口まで、渋滞が無ければタクシーで40分ほどで来ることができます。入り口手前のチケット小屋でエカテリーナ公園の入場チケットを購入して公園内に入ります。

 

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エカテリーナ1世が大切な客をもてなしたとされる隠れ家「エルミタージュ」 

 

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公園の大池のほとりの グロット

 

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宮殿中央の階段

 

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大広間(2017年9月4日)

夏場は大勢の見学者で混み合います。(↑)

宮殿内をゆっくり見学するなら、閑散期の冬もお薦めです!(↓)

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大広間(2017年2月17日)

 

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ただし、美しい庭園は雪に覆われています。(2017年2月17日)

 

冬に訪れたエカテリーナ宮殿についてはこちら(↓) 


残念ながら有名な「琥珀の間」だけは写真撮影が禁止されていますので、こちらの ”The Tsarskoye Selo” Official Site から見てみてください。(↓)

http://eng.tzar.ru/museums/palaces/c_atherine/amber_room (英語)

 

サイト下段の写真を操作して、壁面~床や天井など、「琥珀の間」全体を見ることができます。