モスクワ音楽院 留学情報

モスクワ音楽院での学生生活をイメージできるよう、ブログ形式にまとめてみました。私自身は、音楽は素人なので、主にモスクワでの日常生活や音楽院・学生寮の様子、入学手続きや日本との往復などの話題を中心に、父親の目線で紹介していきます。モスクワの今をできるだけ実感していただけるように、写真もたくさん掲載するようにしたいと思います。モスクワ音楽院留学を考えている本人やご両親にとって、少しでも参考になればうれしく思います。

南回り(ドーハ経由)で行ってみる

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今回は、ロシアへの渡航経路の話題です。
2017~18年現在、東京とモスクワを結ぶ直行便は、JALが成田-ドモジェドボ間を4便/週(4~6月は5便/週、7~10月は7便/週に増便予定)、アエロフロートが成田-シェレメチェボ間を7便/週、運航しています。この他、第三国経由でモスクワへ行くなら、フィンエアでヘルシンキ経由、大韓航空で仁川経由など、いくつかの選択肢があります。

フィンエア利用の場合は、成田、中部(成田、中部発は新千歳から同日接続可能)、関西、福岡(福岡は3便/週)を午前中に出発してヘルシンキへ、18:00ヘルシンキ発AY713に接続して、20:40モスクワ(シェレメチェボ)到着となります。 

大韓航空利用の場合は、成田、新千歳、中部、関西、福岡から早朝に出発して仁川へ、13:05仁川発KE923に接続して、16:50モスクワ(シェレメチェボ)到着です。ただし、いずれの路線も季節ごとに、運航曜日についての確認が必要です。

各地からの仁川乗り継ぎについての詳細はこちら(↓)

https://www.koreanair.com/content/koreanair/global/ja/offers-promotion/promotions/connection_guide2017w.html

 

南回り(アラビア半島経由)の渡航経路  

一方、深夜に東京を出発するなら、カタール航空でドーハ経由、エミレーツ航空でドバイ経由など、南回り(アラビア半島経由)のルートが利用可能です。

今回のモスクワ渡航では、仕事の都合で札幌出発が夜にならざるを得なかったため、ワンワールド・アライアンスのJALカタール航空を乗り継いで、新千歳~羽田(JAL)、羽田~ドーハ(QR)、ドーハ~サンクトペテルブルクQR)のルート(カタール航空発券)を利用してみました。新千歳からペテルブルクまでの旅程の詳細は次のとおりです。(↓)

 

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 カタール航空は、2017年12月19日から、新たにドーハ~サンクトペテルブルク線(Airbus A320を毎日1往復運航)を開設しました。

 

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23:50羽田発ドーハ行きのQR813便は、最新鋭のAirbus A350-900型機、エコノミー席は3-3-3の配列ですが、前の座席との間隔は広めで、少しだけ余裕があります。エンジン音が静かで快適なフライトでした。

 

 

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この日は、羽田のD滑走路(RW05)から東向きに離陸

 

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飛行ルートは、羽田を離陸後、韓国、中国、キルギスタンウズベキスタントルクメニスタン、イランの上空を経てアラビア半島のドーハを目指します。

 

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羽田発の機内食は、和食も選択できました。1食目(離陸直後の夜食)のメインはカンパチの照り焼き温野菜添え、冷たいお蕎麦がついて、とても美味しいメニューでした!

 

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到着1時間半ほど前(到着地の時間で朝4時半頃)の2食目(朝食)のメインには、サーモンフレークを和えたおかゆを選択、胃にも優しく、美味しくいただけました。

 

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およそ12時間のフライトの後、ドーハのハマド国際空港へ到着。エコノミー席は後方のL4ドアにタラップを設置して降機。 

 

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空港中央部のメインロビー、巨大なテディベアが撮影スポットになっています。

ドーハでペテルブルク行きのQR279へ乗り継ぎます。ドーハでの乗り継ぎ時間は85分、少々タイトでしたが、特に支障はありませんでした。

とても広い空港ですがシンプルな構造、案内表示もわかりやすく、乗り継ぎで迷う心配はなさそうです!

 

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ペテルブルク行きの機材は小型のAirbus A320型機でした。

 

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機内食のメインは、パンとクレーム・アングレーズソースのプディング、イチゴのコンポートが添えられて、こちらも大変美味でした。カタール航空機内食はGoodです!

 

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ドーハを離陸後、約6時間でサンクトペテルブルク・プルコボ空港に到着、20分ほど早着となりました。この便は、乗客の大半がロシア人でした!

 

羽田を出発してからおよそ20時間を経て13:30(20分早着)にペテルブルクに到着、長時間のフライトはそこそこ疲れますが、機内で適当に睡眠をとりながら時差をアジャストして、到着後直ちに行動を開始できました! (ドーハとモスクワ、ペテルブルクは時差がありません!)

なお、今回は23:50羽田発のQR813を利用しましたが、22:40分成田発のQR807で出発すれば、ドーハでモスクワ行きのQR233(12:00モスクワ・ドモジェドボ着)に接続することができます。こちらのパターンも、到着した日の時間を有効に使えそうです。

 

今回、ペテルブルクからモスクワへの移動には、ロシアの高速鉄道サプサンはやぶさ)号」を利用しました。サプサン号については、別稿で取り上げることにします。

 

 

サンタクロースのロシア・バージョン

今日は12月24日(クリスマス・イブ)、2017年も残すところあとわずかとなりました。

今回は、クリスマスにちなんで、サンタクロースのロシア・バージョンについての話題です。

 

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ジェド・マロース / Дед Мороз

Википедия(ウィキペディア・ロシア版)から引用させていただきました。

 

ロシアのサンタは «Дед Мороз (ジェド・マロース:直訳すると「極寒爺さん」または「霜爺さん」)» といいます。新年~クリスマスの時期(ロシア正教のクリスマスは1月7日です。)になると、孫娘の «Снегурочка (スネグーラチカ:直訳は「雪娘」» を伴い、トロイカ(3頭立ての馬そり)に乗って、子供たちのもとへプレゼントを配りにやってきます。

 

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新年のグリーティング・カードから 

" С Новым Годом ! " は新年を祝うあいさつ。これらのカードは、赤の広場に面して建つ「グム百貨店」の文具ショップで購入しました。

 

「新年、おめでとうございます!」をロシア語で正確に表すと、" Поздравляем с Новым Годом ! (パズドゥらブリャーイム・ス・ノーヴィム・ゴーダム)" となるのですが、普段はこれを簡略化して " С Новым Годом ! " が使われます。

 

ジェド・マロース」の起源は、古いスラブ民話に登場する「冷気をもたらす怖い老人」なのですが、ロシア革命の後、宗教信仰を抑圧したソビエト時代になると、キリスト教の宗教色を抜いた、子供たちへの新年のご褒美プレゼント・キャラクターとして再登場します。

ソビエト時代が終わり、宗教信仰に対する抑圧がなくなった今日では、「ジェド・マロース」と「スネグーラチカ」は、新年とクリスマスを祝うロシア版サンタクロースとその孫娘として、すっかり市民の暮らしに定着しています。

 

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ジェド・マロース / Дед Мороз と スネグーラチカ / Снегурочка

Википедия(ウィキペディア・ロシア版)から引用させていただきました。

 

新年が近づくと、モスクワのデパートなどでは、スネグーラチカの衣装を纏って接客する女性店員をよく見かけます。 

 

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グム百貨店の特設クリスマス・オーナメント売場(2015年12月28日撮影)

 

今年もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2018年、皆さまには、穏やかな新春を迎えられますようお祈りしています。

 

この稿は、Википедия(ウィキペディア・ロシア版)の記述(↓)を参考とさせていただきました。

Дед Мороз — Википедия

 

 

 

 

 

 

サンクトペテルブルクへ(6)

ロマノフ王家の離宮を探訪

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① ペテルゴフ「夏の宮殿」

  18世紀の初め、ロマノフ王家4代目の皇帝・ピョートル大帝が、フランスのベルサイユ宮殿を凌ぐ宮殿を目指して建てたとされるペテルゴフ「夏の宮殿」は、ペテルブルクから西へ約30kmのフィンランド湾を見下ろす高台に位置しています。

ペテルブルク市街からペテルゴフへは、ネヴァ川の南岸、エルミタージュ美術館の近くにある船着き場から高速艇に乗り、35分ほどで行くことができます。

 

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ネヴァ川を行き交う観光船

 

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高速艇の船内

ネヴァ川から外洋(フィンランド湾)に出ると波が高く、船はけっこう揺れました。

 

宮殿の正面には、左右7段と中央3段の階段状にレイアウトされた「大滝」と呼ばれる噴水と、その手前に「ライオンの口を引き裂くサムソン」像の噴水が配置されています。黄金のライオンの口から噴き上がる噴水は、高さ20m近くにまで達する水勢です。

 

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宮殿正面の噴水群「大滝」

 

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「ライオンの口を引き裂くサムソンの噴水」

ライオンの口を引き裂くサムソンの噴水には、3kmも離れた貯水池から導水管が引かれていて、その貯水池は標高が噴水よりも20m高い位置にあるため、これだけの高さまで水を噴き上げることができるのだそうです。

 

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「大滝」を流れ下った水は、中央に引かれた長さ600mの水路を経てフィンランド湾に注ぎます。

 

宮殿の周囲に広がる庭園内を散策すれば、それぞれに趣向を凝らした大小150もの噴水を楽しむことができます。電気のない時代に設えられたこれらの噴水は、中央の大宮殿を境に南北およそ18メートルに及ぶ敷地の高低差を利用して、水の力(水圧)だけで吹き上がるように設計されているのだそうです。

 

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「ピラミッドの噴水」

正方形に並べられた505本の管は中央に近づくほど細く高水圧となるように配置され、ピラミッド型の噴水を形づくっています。

 

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「太陽の噴水」 

太陽から降り注ぐ光線のように噴水塔の中心から放射状に水を噴き出しながら、塔全体が360度ゆっくり回転します。

 

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「お気に入りの噴水」

犬が水を吐きながらカモを追いかけて廻ります。犬とカモの動きは地中に埋め込まれた水車と歯車によるもので、すべて水の力だけで動作しています。

 

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「いたずらの噴水」

白色のベンチの前の石畳に足を踏み入れると、石畳から突然、噴水が吹き出して驚かされます。実はこのいたずらの噴水は、背後の緑色のベンチに腰掛けている男性が操作しているのでした。

 

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「いたずらの噴水」

こちらもいたずらの噴水。白いベンチの前を人が通ると茂みから水が降り注ぎます。油断しているとびしょ濡れになってしまいます!(笑)

来客を驚かせる「いたずらの噴水」もピョートル大帝自身のアイディアなのだそうです。

 

② エカテリーナ宮殿(再掲) 

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エカテリーナ宮殿 中央正面

 

エカテリーナ宮殿は、ペテルブルクから南に25kmほどのところに位置するツァールスコエ・セロー / Царское Село (「皇帝の村」の意) でもっとも人気の観光スポットになっています。

最初の宮殿は1724年、ピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建てられました。エカテリーナ1世は、夫であるピョートルの死後、2年間にわたり女帝としてロシア帝国を統治しています。宮殿の呼称は彼女の名にちなんで命名されました。

その後、幾度かにわたり大規模な改築が施され、エカテリーナ2世の時代になって、青い塗装が鮮やかなロシア・バロック様式の現在の姿になったのだそうです。

 

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ペテルブルク市街から宮殿の入口まで、渋滞が無ければタクシーで40分ほどで来ることができます。入り口手前のチケット小屋でエカテリーナ公園の入場チケットを購入して公園内に入ります。

 

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エカテリーナ1世が大切な客をもてなしたとされる隠れ家「エルミタージュ」 

 

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公園の大池のほとりの グロット

 

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宮殿中央の階段

 

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大広間(2017年9月4日)

夏場は大勢の見学者で混み合います。(↑)

宮殿内をゆっくり見学するなら、閑散期の冬もお薦めです!(↓)

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大広間(2017年2月17日)

 

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ただし、美しい庭園は雪に覆われています。(2017年2月17日)

 

冬に訪れたエカテリーナ宮殿についてはこちら(↓) 


残念ながら有名な「琥珀の間」だけは写真撮影が禁止されていますので、こちらの ”The Tsarskoye Selo” Official Site から見てみてください。(↓)

http://eng.tzar.ru/museums/palaces/c_atherine/amber_room (英語)

 

サイト下段の写真を操作して、壁面~床や天井など、「琥珀の間」全体を見ることができます。

 

 

 

サンクトペテルブルクへ (5)

― 芸術家が眠るチーフヴィン墓地 ―

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アレクサンドル・ネフスキー修道院

 

サンクトペテルブルクのメインストリート、ネフスキー大通りの南東側の起点に位置するアレクサンドル・ネフスキー修道院。その敷地の一角にあるチーフヴィン墓地を訪ねてみました。ここには、19世紀~20世紀にかけて活躍したロシアの芸術家たちが埋葬されています。

アレクサンドル・ネフスキー修道院へは、地下鉄③および④号線のアレクサンドル・ネフスキー広場駅から徒歩3分ほどで行くことができます。

 

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アレクサンドル・ネフスキー修道院入口
地下鉄駅を出るとすぐ、ほぼ正面に見えてきます。

 

 

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チーフヴィン墓地入口

 

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墓地入口の受付で入場料(200ルーブル)を払い、いただいたパンフレットを見ながら右側の小路を進むと、ロシアの文豪ドストエフスキー(1821~1881年)のお墓がありました。

 

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ドストエフスキーのお墓

 

この墓地には、ロシアの文豪や画家などの他、ロシアの主要な音楽家、作曲家が数多く埋葬されています。順路に沿って主な音楽家のお墓を見ていきましょう。

 

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グリンカ兄妹のお墓

 

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ミハイル・グリンカ(1804~1857年)のお墓

 

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ロシア5人組の1人 ミリイ・バラキレフ(1836~1910年)のお墓

 

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同じくロシア5人組の1人 モデスト・ムソルグスキー(1839~1881年)のお墓

 

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ピョートル・チャイコフスキー(1840~1893年)のお墓

2体の天使に見守られ、ひときわ立派な墓石です。

 

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アントン・ルビンシテイン(1829~1894年)のお墓
サンクトペテルブルク音楽院の創設者。モスクワ音楽院を創設したニコライ・ルビンシテインのお兄さんです。

 

ロシアのお墓は日本のお墓とは趣が異なり、個々人の墓石にも芸術的な趣向が施されていて、あたかも緑豊かな公園を廻るような感覚で散策できます。ペテルブルクを訪ねる機会があったら、ロシアを代表する音楽家が眠るチーフヴィン墓地へも足を運んでみてください。

 

 

 

モスクワのホテルについて(2)

ー   モスクワ音楽院へのアクセスのよいホテルから   ー

前回、紹介したモスクワのホテルに続いて、私と家内がこれまでに利用したモスクワ音楽院クレムリン赤の広場へのアクセスが比較的よいホテルから3つ紹介します。

3つ目に紹介するホテル、ホリディ・イン・モスクワ・タガンスキーからモスクワ音楽院へは、地下鉄かタクシーが必要になります。

 

前回の記事、モスクワのホテルについて(1)はこちら(↓)

ー   マルコポーロ・プレスニヤ   ー

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この写真はホテルの予約サイト(booking.com)から引用させていただきました。 

 

Official Site : http://www.presnja.ru/en/default.html

 

モスクワの中心近くに位置し、地下鉄の最寄り駅(⑦号線のプーシキンスカヤまたは②号線のトベルスカヤ;両駅は連絡通路でつながる乗換え可能駅)から徒歩7~8分、モスクワ音楽院まで徒歩10分程度、クレムリン赤の広場までも徒歩圏内(ゆっくり歩いて20分ほど)の閑静で便利な場所にあります。

 

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客室は広くて落ち着いたインテリア、窓はトリプルガラスで寒い冬でも暖かく過ごせそうです。浴室はバスタブ付きでシャワーの湯量も十分でした。

 

フロントの女性スタッフはみな英語が上手で、頼みごとにも笑顔で丁寧に対応してくれました。

 

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外貨の両替はフロントでもできますが、ロビー階にはCDが設置されており、日本のSMBC信託銀行のマルチマネー口座に円の普通預金(既出;本稿最下段のリンク参照)があれば、キャッシュカードで直接現地通貨ルーブルの現金を引き出すことができます。

 

 

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朝食はブッフェ形式、料理の種類も豊富でリクエストするとその場でオムレツを調理してくれます。調理スタッフから「具はどれがよいか?」とロシア語で聞かれるので「フショー(全部)」と答えればOKです!(笑)

 

 

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朝食会場のレストランとブッフェ

 

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このギャラリー・スペースの奥の扉(左側)が朝食会場のレストランの入口です。

 

 

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ホテルの正面玄関横には華やかなオープンカフェがあり、夜遅くまでお酒と軽食が楽しめます。

 

宿泊料金は、オフシーズンならスタンダードルーム利用で1泊1室(朝食なし)税込み10,000円以内で利用でき、抜群のコスパです。(2017年10月;予約サイト調べ)

評価は4つ星ですが、私的には5つ星にせまるパフォーマンスだと思いました。

 

ー   メトロポール   ー

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クレムリンから徒歩5分、チアトラーリヌィ大通りに面しています。 

 

Official Site : http://metropol-moscow.ru/en/

 

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このホテルは創業1905年、客室数388、モスクワで最初に建てられたアールヌーヴォー様式の建築物の一つなのだそうです。今日でも、モスクワを訪れる各国の政府関係者や著名人などが利用する伝統と格式あるホテルです。

チアトラーリヌィ大通りを挟んでボリショイ劇場とツム百貨店の向かい側に位置し、モスクワの中心クレムリン赤の広場まで徒歩5分、最寄りの地下鉄駅(②号線のチアトラーリナヤまたは③号線のプローシシャチ・レボリューツィ(革命広場))へも徒歩3分ほどで行ける大変便利な立地です。

 

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フロントロビーとレセプションカウンター 

 

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エレベーターホール 

 

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朝食会場のレストラン「メトロポール・ホール」

 

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レストランに設えられたクリスマスの飾りつけ 

 

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グランドハープの生演奏を聴きながらの朝食

 

このホテルは、各国料理が体験できる素晴らしい朝食ブッフェが評判です。料金は大人1人2250ルーブル)とかなりお高いのですが、モスクワを訪れるなら、一度は体験しておきたいレストランと朝食だと思います。(↓)

https://gallery.mailchimp.com/eaf67ba3b21af9e116000d024/files/eng.pdf (2017年10月)

 

宿泊料金は、オフシーズンの期間の場合、スタンダードルーム利用で1泊1室(朝食なし)税込み18,000円程度~、です。(2017年10月;予約サイト調べ)

ホテルの朝食ブッフェの PR-Video(youtube)はこちら(↓)

 

 

ー   ホリデイ・イン・モスクワ・タガンスキー(旧名;シモノフスキー)   ー

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この写真はホテル予約サイト(booking.com)から引用させていただきました。 

 

Official Site:https://www.ihg.com/holidayinn/hotels/us/en/moscow/mowsm/hoteldetail

 

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エントランスとレセプション・カウンター

 

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ロビー階のラウンジ・スペース 

 

ノヴォスパスキー通りに面した220の客室を有するカジュアルなホテルです。

モスクワの南側にあるのでドモジェドボ空港から近く(およそ40km)、地下鉄の最寄り駅(⑦号線のプロレタールスカヤ)まで徒歩5分、モスクワの中心クレムリンまでは⑦号線のクズネツキー・モスト駅で一度降車、連絡通路を徒歩で①号線のルビャンカ駅に移動し①号線の電車に乗り換えて1駅、トータル約15分の便利な立地です。

 

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最寄りの地下鉄駅 プロレタールスカヤ入り口

 

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地下鉄駅の手前にあるショッピング・モール

 

ホテルからプロレタールスカヤ駅まで行く途中には、スーパーやKFC、カフェなどが入っているショッピング・モールもあり、何かと便利です。

広めの客室はデスクを備えたモダンなインテリア、トイレと浴室は清潔でバスタブ付き、シャワーの湯量も十分でした。

 

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朝食会場のレストランは明るく機能的なデザイン、ブッフェはシンプルなメニューですが、料理はいずれも美味しくいただけました。

部屋までホットコーヒーを持ち帰ることもできて、なかなか気が利いていました。

 

料金は、オフシーズンですとスタンダードルーム利用で1泊1室(朝食なし)税込み10,000円程度で利用できるようです。(2017年10月;予約サイト調べ)

 

SMBC信託銀行のマルチマネー口座に関する説明はこちら(↓)

 

 

 

モスクワの街歩き(11)

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モスクワ川クルーズ 

モスクワの中心部を蛇行しながら流れるモスクワ川の両岸には、クレムリンや救世主ハリストス大聖堂など、数多くの歴史的建造物が立ち並んでいます。モスクワ川は川幅が広く、流れが緩やかなので、夏季にはたくさんのクルーズ船が運行しており、観光客に人気のスポットになっています。中でも最も有名なクルーズ船は、ラディソン・ロイヤルホテル(旧ホテル・ウクライナ)が運行する豪華クルーズ船隊でしょう。

料金は、ラディソン・ロイヤルホテル前の桟橋発・メインデッキ利用の場合、デイタイム・クルーズが750ルーブル、イブニング・クルーズが950ルーブル、ファーストクラス利用なら、どちらの時間帯も2000ルーブルです。(2017年10月)詳しくはOfficial Site(英語版)を参照してみてください。(↓)

 

ラディソン・ロイヤルホテルが運行するクルーズ観光船隊公式サイト

http://www.radisson-cruise.ru/index_en.php

 

 

お天気に恵まれた快晴の日の午後、ゴーリキー公園横の桟橋から出発する小型のクルーズ船に乗船してみました。料金は大人1人800ルーブルと少々高めでしたが、船のアッパーデッキからおよそ1時間にわたり、モスクワ川の両岸に広がる美しい眺めを堪能することができました。(↓)

 

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ゴーリキー公園横の遊歩道に添って船着き場が数か所あります。

 

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船着き場所出ると、最初に「クリムスキー橋」の下を潜り抜けます。

 

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ピョートル大帝の記念碑」が見えてきたら、左に舵を切って本流側に進みます。

 

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黄色の屋根は、「救世主ハリストス大聖堂」

 

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間もなく、「クレムリン」の尖塔群が見えてきました。

 

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城壁の内側に「大クレムリン宮殿」と金色の丸屋根が輝く「アルハンゲルスキー聖堂」「イワン大帝の鐘楼」などが見えます。

 

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「スパスカヤ時計塔」と「聖ワシリー聖堂」、その右側に「グム百貨店」が見えてきました。

 

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スターリン・クラシック様式の白亜の高層建築は「芸術家アパート」です。

 

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クルーズ船は、モスクワ川にかかるいくつもの橋をくぐり抜け、出発からおよそ20分ほどでU-ターンして、もとの船着き場へ戻ります。

 

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復路で再び「ピョートル大帝の記念碑」の横を通過、手前の船は、ラディソン・ロイヤルホテルが運航する豪華クルーズ船です。

 

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「国立トレチャコフ美術館(新館)」と豪華クルーズ船

 

 クルーズ船の遊覧コース

 

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今回利用したクルーズ船の遊覧コースは、この地図上に描かれているモスクワ川の左端から出発し、右端付近でU-ターンして出発地点のゴーリキー公園まで戻るルートです。

 

モスクワ滞在中、時間に少しの余裕があるのなら、モスクワ川のクルーズ観光は是非とも体験しておきたいお薦めの選択肢です! 

 

 

 

 

 

 

 

 

モスクワの街歩き(10)

ウサチョフスキー市場   Усачёвский рынок

(地下鉄の最寄り駅:①号線 スポルチーブナヤ)

 

モスクワ滞在中、ノボディヴィチ修道院のすぐ近くにあるウサチョフスキー市場に行ってみました。

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ウサチョフスキー市場 正面玄関前 並んでいる自転車はレンタ・サイクルです。

 

音楽と市場とは直接の関係はなさそうですが、ムソルグスキーの「展覧会の絵」やラフマニノフの練習曲「音の絵」の中には、市場の様子を描いたとされる楽曲があるそうですね。

ここではまず、ロシアの市場とはどのようなところなのか、ロシアに関する総合情報サイト「ロシアNOW」の解説を参照しておきましょう。

 

「ロシアNOW」の解説から(一部を抜粋・要約)

1.  ロシアの「市場」とは

・ ロシアの市場はいろいろな民族が集まる場所、言い換えれば、旧ソ連構成国のさまざな食材や加工食品、伝統料理が一堂に集まるところでもある。

・ もしロシアとロシアの近隣諸国や、各地の料理と食材を知りたければ市場はお薦め!市場に来れば、食材に触れ、匂いを嗅ぎ、試食し、さらに値切って買うこともできる。

 

2.  市場の種類

① 休日の定期市

大きな常設市場よりも品数は少ないが、肉、卵、魚、チーズ、ソーセージ、野菜、果物など、かなりの品が揃っている。農家の人たちも収穫した作物を売りにやってくる。

② 常設市場

市場にずらりと並ぶ小さな屋台街は、東洋風の市場を思わせる。とくに清潔ではなく、スリも見かけるので、基本的な警戒心を忘れてはならない。さらに目利きの客でも欠点に気づかないように、ラップに包んで売られている。ガラス越しの野菜や果物は美しく見えるが、商品を手で触って鮮度を確かめることはできない。

③ 昔からある大規模な屋内市場

あらゆる食品が豊富に揃っているが、価格はスーパーマーケットよりも少し高め。しかし品質の良さ、品揃えの豊富さ多彩さは価格の高さを補って余りある。中には、モスクワの有名レストランが食材の買い付けにやってくる市場もある。

 

3.  買い物に当たっての注意点

市場での買い物には、知っておくべきポイントがある。

・食品はできるだけ自分の手にとって選び、売り手に任せないこと

・試食を勧められたら遠慮せず、逆にさらに試食を求めること

・匂いを嗅ぎ、手で触り、よく見比べ、必ず試食すること!

・もっとも質の良い食品を扱うと思われる店の売り手と懇意にすることも大切

市場でまず選ぶのは、食品ではなく、それを売る店、売る人たち。店員と話し、いろいろな食品をどう調理するのか質問する。常客になれば、よい品を取っておいてくれ、値引きしてくれたり、ちょっとしたおまけをつけてくれることもある。お得意さんはいつでも大切にされるものだ。(古き良き時代の日本の市場もそうでしたね!)

 

参照した「ロシアNOW」のサイトはこちら(↓)

ウサチョフスキー市場について

この市場は、地下鉄①号線(赤のライン)スポルチーブナヤ駅から徒歩で5分ほど、ノボディヴィチ修道院からもすぐそばのわかりやすい場所にあります。モスクワの伝統的な市場の特徴を残しつつ、最近リノベーションされたばかりの明るく清潔な市場です。「ロシアNOW」の解説中の分類では、「3. 昔からある大規模な屋内市場」に該当するように思われました。ただし、この市場は比較的小規模です。

館内には、ファーストフード・コーナーもあり、簡単な食事をとることもできます。

野菜、果物、肉・加工品、魚・加工品、乳製品、ドライフルーツ、漬物とピクルス、香辛料などの小売り店が所狭しと並んでいました。

 

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果物屋さんの陳列台 ちょうど、スイカが美味しい季節でした!

 

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ドライフルーツのお店 とにかく種類が豊富です!

 

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ドライフルーツとナッツ類のお店 美しくディスプレイされた陳列棚

 

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野菜の漬物(塩漬けや酢漬け)やマリネ(ピクルス)のお店 ロシアのキュウリは短くて太いのが特徴

 

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香辛料のお店 なんとなくアジアの市場の雰囲気にも似ている感じ

 

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魚介類と加工品のお店 イクラも売られています。イクラ:ИКРА はもともと「魚の卵」を意味するロシア語です!

このお店、一番小さなキャビアの瓶詰が4000ルーブルと表示されていました。欲しそうに見えたのでしょうか、「3000ルーブルに値引きするよ!」と言われましたが、それでも日本円で約¥6000、キャビアを買うのはあきらめました・・・。(笑)

 

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館内の様子 この写真のみ、ロシアのビジネス情報サイト"KEYTOWN" (↓)から引用させていただきました。

http://keytown.me/business/smolenskie-fermeryi-smogut-prodavat-svoyu-produktsiyu-na-stolichnom-ryinke_24686

 

入り口付近では、無線機を携行した警備員が目を光らせていて、治安に対する配慮もありました。売り場は見た目にも美しく、モスクワの人々の実生活の一端を垣間見ることができるスポットだと思います。
モスクワを訪ねる機会があったら、是非一度足を運んでみてください!